Ubuntu標準のデスクトップ環境「GNOME」よりも比較的軽量/高速とされている「Xfce」が久々に更新され4.8.0に。
Ubuntu 10.10で対応している4.6.xのリリースから約2年ぶりとなるメジャー・アップデート版です。
軽快に動作するファイルマネージャ「Thunar」が、SambaやFTP/SFTPプロトコルにより共有フォルダへのアクセスが可能となり、リムーバブル・メディアのイジェクト・ボタンも加わっています。
さらには、次世代ファイルシステム「GVFS」へのサポート、パネルの機能の充実などの変更が加えられています。
下記、公式ページから入手可能ですが、Ubuntuへの導入はPPAの利用が簡単です。
今のところ、Ubuntu 10.04, 10.10と、バージョンによって、それぞれ下記を「APTライン」に追加するといいでしょう。
*PPAの追加方法についての詳細はこちらをご覧ください。
◆Ubuntu 10.04の場合
- ppa:alexx2000/xfce
◆Ubuntu 10.10の場合
- ppa:koshi/xfce-4.8
上記、PPAを追加登録してソースを再読込した後、Synapticパッケージマネージャで「xfce4」を検索し、追加インストールします。
これにより必要な追加消費容量は90MBのみ。
インストール終了後、いったんログアウトして、ログインIDをマウスで選択。
パスワード入力画面が出ると同時に、画面下にセッション選択欄が表示されるので、一覧から「Xfceセッション」を選んでログインします。

ファイルマネージャ「Thunar」を開いてみると、「移動」>「ネットワーク」というメニューがあります。

これにより、Sambaによるネットワーク越しでのファイル共有が行えるようになっています。

外観やデスクトップ、ウィンドウマネージャなどの設定は「アプリケーションメニュー」からアクセスできる「設定マネージャ」から行えます。

上記PPAを追加後、Synapticパッケージマネージャで「xubuntu-desktop」を追加インストールすると、上記のXfce4に加えて、テーマ類や軽量なアプリケーションがパッケージとなったUbuntuの派生ディストリビューションである「Xubuntu」相当のパッケージ群がまとめて導入されます。
素のUbuntuから追加インストールした場合、追加容量は300MBを超えるものとなりますので、GNOMEベースでデスクトップ環境を状況によって使い分けてみたい場合には「xfce4」のみ導入したほうがいいかと思います。
ログイン画面もこのように変化します。

セッション一覧には「Xfceセッション」に加えて、「Xubuntu Session」が追加されています。
古い機種の場合、Xfceデスクトップ環境では、さらに軽量なデスクトップ環境「LXDE」や、LXDEを搭載した「Lubuntu」ほど劇的な軽量化は感じられないかも知れません。
実際、Thinkpad X40で使ってみている限りでは、軽量化を図ったGNOMEの方が総合的な使い勝手はいいな、と個人的には感じている所です。
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