
Intel GMA500という呪われた(^_^;;;チップセットを背負ってしまったことで、Ubuntuのアップデートのたびに面倒な設定が必要で手間のかかる Dell Inspiron Mini 12。
昨日、システムアップデート通知があり、中身をみると、カーネルアップデートだったので、悪い予感。
それが、みごと的中。起動不能に。。。
GRUBのメニューを表示させて、元のカーネルで起動させれば大丈夫なのだけど、それも面倒くさい。
こちらの方法を用いれば、ホームディレクトリに保存されているファイル/データはもちろん、アプリケーションやシステムの設定もそのまま引き継がれるので便利で気軽。
思い切って、クリーンインストール。やっちゃいます!!
Ubuntuのインストールは10分程で終了。今回は、8月18日に公開されたポイントリリースである10.04-1でインストールを行なったので、システムアップデートは最小限ですみます。
Ubuntu Tweakを用いれば、リポジトリの追加、アプリケーションの再インストールは、リストにチェックを入れるだけなので超簡単。

前述の通り、設定ファイルをそのまま引き継げるので、すぐに元の環境に戻れてしまいます。
さて、Ubuntu Tweakと言えば、バージョン0.5.6から「Desktop Recovery」というメニューが追加。
アプリケーションの設定ファイルなどのバックアップ/復元ができるようになっており、さらに便利になっています。この機能は改めて紹介したいと思います。

(今日現在、この機能はテスト版に搭載されており、正式版のリリースはこれから先になります。)
ここまでだと、デスクトップ表示が1024×800であり、描画が遅くて使い物にならないので、再度Intel GMA500対応の非公式ドライバを導入。
導入手順は、下記Wikiに記載されているとおり、インターネットに接続した状態で、「アプリケーション」>「アクセサリ」>「端末」を開いて、次の2行をそれぞれコピー&ペースト〜Enterします。
- sudo add-apt-repository ppa:gma500/ppa && sudo apt-get update
- sudo apt-get install poulsbo-driver-2d poulsbo-driver-3d poulsbo-config
*詳細手順は、次のページを参照してください。
あとは、再起動すれば終了!復元に要した時間はたったの30分ほど。
先月、Thinkpad X23のWindows XP環境の復元に、丸一日を要してしまったのがウソのようです。
さて、前置きが長くなりましたが、ようやくここからが本題です。(^_^;
Inspiron mini 12で最新のUbuntuを快適に使えるように、トップ画のようにカスタマイズを施してみたわけですが、「Ubuntuのある日々」の松本さんも書いておられる軽量ウィンドウマネージャであるOpenboxをベースにカスタマイズしてみました。
■追加インストール・パッケージ
「lxde」、「feh」を、UbuntuソフトウェアセンターまたはSynapticパッケージマネージャで同名で検索しインストールします。
「lxde」は急速に人気が上昇した軽量デスクトップ環境のメタパッケージ。
以前紹介したlubuntu-desktopでもいいのですが、lubuntuがインストール後に消費する領域は283MB。「lxde」であれば、49.5MBで済みます。
「feh」は、軽量デスクトップで壁紙を表示させる定番アプリです。
インストール後、いったんログアウト。
ログインIDをマウスで選択すると画面下部に現れる「セッション(S)」から「LXDE」を選択してログインします。

LXDEのデスクトップが現れたら、パネルにあるフォルダーアイコンをクリック。
PCManFMという、軽快に動作するファイル・マネージャが起動するので、「表示(V)」>「隠しファイルを表示する(H)」を選択。
ホームディレクトリの下にある「.config」フォルダを探して開きます。この中に「openbox」というフォルダが出来ていることを確認します。
- いきなり「Openbox Session」でログインすると、画面上に何も表示されずにアセります。(^_^;
- LXDEに一度ログインすると、自動で、上記の「openbox」フォルダが生成されますし、設定作業がしやすいので、この手順で行うと簡単です。
このフォルダの中に、テキストエディタで、「autostart.sh」というファイル名で、下記の要領で記述し、保存しておきます。
テキストエディタは、「アプリケーション」>「gedit」または「leafpad」を使います。
lxpanel &
#LXDEのパネルを表示させます
nm-applet &
#ネットワーク設定アプレットをパネル上に表示。
gnome-power-manager &
#電源管理、バッテリーモニターアイコンをパネル上に表示。
feh –bg-center (画像ファイルの置き場所をフルパスで表示) &
#壁紙を表示させます。
dropbox start -i &
#Dropboxを使用するならば、この表記を。
conky
#デスクトップが寂しいので、conkyを表示するといいかも。
- アプリケーションの起動コマンドに半角を開けて「&」を。
- 最後の行のコマンドの後には「&」をつけない点に注意!

いったん、ログアウトし、今度は、「セッション(S)」から「Openbox Session」を選択してログインします。
以上により、Openboxベースで軽量なデスクトップ環境ながら、ソコソコ使いやすいものになりました。

ウィンドウテーマなどは、スタートメニューから「設定」>「Openbox Configuration Manager」から設定変更ができます。

その他の設定変更は、「~/.config/openbox」内に自動で生成される「rc.xml」を編集することで行えますが、このセットであれば、ほとんどいぢる必要は無いと思います。
もしも、このファイルでカスタマイズにチャレンジする場合でも、xmlによるマークアップ言語による記述なので、ホームページの編集をした経験があれば、割と簡単にカスタマイズが行えることでしょう。
■ログアウト、終了/再起動に関する注意点
さて、lxpanelにあるログアウト・メニューではログアウトが行えません。

デスクトップ上で右クリックして現れるメニューから「Exit」を選び、次に現れる「終了」をクリックすることでログアウトできます。

なお、システム終了/再起動は、ログイン画面の右下にあるアイコンをクリックして現れるメニューから行ないます。

パネル上にあるDropboxのアイコンをクリックすると、fluxboxの場合と同様に、デスクトップをGNOMEに乗っ取られてしまいます。

これにより、Openboxのデスクトップ・メニューが効かなくなってしまい、ログアウトできなくなってしまいます。
そんな時には、「設定」>「Keyboard」を開き、「レイアウト」タブの「オプション(O)」を開きます。
「Xサーバをkillするためのキーシーケンス」から、「Control + Alt + Backspace」にチェックを入れます。
これにより、3つのキーを同時に押すことで、強制的にログアウトすることができるようになります。

以上のように、Openboxをベースに超軽量なデスクトップ環境を構築してみました。
LXDEでも充分に軽量なので、もしかすると、あまり変わりなかったりして(^_^;;;なんて、思ったりするのですが(^_^;;;
いやっ! これが軽いんです!!たぶん(^_^;;;
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