Category Archives: Ubuntu-FAQ

[応急処置]Intel 8xx系グラフィックス搭載機種(Thinkpad X40)へUbuntu 10.04をインストール。「xforcevesa」

xforcevesa
一足早い休暇から戻ってまいりました。
23日から出かけたため、USBメモリに、Ubuntu 10.04 RC版を入れて持参。Thinkpad X40に機内でインストールをしようとLive起動を試みるものの、Xでコケてしまい。。。

「xforcevesa」オプションで起動し、インストール。すなわち汎用のグラフィックスドライバである「vesa」で強制的に起動するようにしてインストールを行ったわけです。

現地でネットに接続してリリースノートを参照してみると、「Intel 8xx系グラフィックス」に関する既知の問題として記載がありました。
RC版以降のカーネルは、「2.6.32-21」。ベータ2時点のカーネルである「2.6.32-19」以前のものであればうまく起動できていたんですけどね。。。

正式版のリリースを明日に控えているわけですが、どうやらこの問題は解決されることは無いようです。

◆英語版リリースノート

http://www.ubuntu.com/getubuntu/releasenotes/1004

◆日本語版リリースノート

https://wiki.ubuntulinux.jp/Develop/Lucid/TechnicalOverview

Thinkpad X40に搭載するグラフィックス統合チップセットは「Intel 855GME」。モロに該当しているワケですね。

、、、ということで、応急処置によるインストールを。

インストールCDまたはUSBメモリで起動させた時に、トップ画のように、画面の下に表示されている「その他のオプション」を選択するために「F6」キーを押します。

画面上に「起動オプション・・・・・・・/initrd.lz quiet splash –」と表示されたら「Esc」キーを押します。
すると、キーボードで入力可能な状態になるので、「xforcevesa」と最後に書き加えてEnterします。

以上で汎用のグラフィックス・ドライバである「vesa」でライブ起動が可能となります。
また、続けてインストールを行えば、インストール後もvesaドライバを用いて、とりあえずは起動できるようになりました。

さらに、下記ページには、この不具合への対処方法が記載されており、PPAから古いドライバを導入する方法なども紹介されています。

◆「X/Bugs/Lucidi8xxFreezes」情報

https://wiki.ubuntu.com/X/Bugs/Lucidi8xxFreezes

■ライブCDがうまく起動しない場合のオプション

*以下、Ubuntuオフラインミーティングにおいて教えていただいた方法です。

ハードウェアによって、ライブCDが起動できない場合、UbuntuライブCDの起動後、最初の画面で下記の操作を行い、オプションを指定して起動するといいでしょう。

グラフィックスをうまく認識できずに、画面がちゃんと表示されない場合、強制的に汎用のグラフィックス・ドライバで起動させるオプション。

  • 「F4」キーを押して「セーフグラフィックスモードでUbuntuを起動」を選択
  • 「F6」キーを押して、「xforcevesa」とオプション指定しても同じ。
  • 「F6」キーを押して「noapic」を選択

古いハードウェアでACPIがうまく動作しない場合に、代替としてPICを用いて割り込み管理をさせるオプション。

  • 「F6」キーを押して「nolapic」を選択

こちらも古いハードウェアに有効。ACPI機能を無効にするオプション。

  • 「F6」キーを押して「Esc」キーを押した後、「acpi=force」と入力

逆に、ACPIが誤って無効になってしまうハードウェアで強制的に有効にするオプション。

  • 「F6」キーを押して「Esc」キーを押した後、「irqpoll」と入力

一部のPCで起動できない場合にためしてみると有効なオプション。

  • 「F6」キーを押して「Esc」キーを押した後、「all_generic_ide」と入力
  • Dell製ノートPCなどで起動できない場合にも有効

[FAQ] 光学ドライブが無いノートPC/ネットブックでUbuntuをインストールする

Ubuntuでは、ライブCDと同じ環境をUSBメモリに作成することで、「ライブUSBメモリ=インストール用USBメモリ」を作成するツールも標準で用意されています。これにより、光学ドライブを持たないノートPC、ネットブックへのインストールも簡単に行うことができます。

Windows上で同様のインストール用USBメモリを作成するには、「UNetbootin」というツールを用いるといいでしょう。

(1)Ubuntu上で、USBメモリによる「スタートアップ・ディスク」を作成する

USBstartupDisk

◆準備するもの

  1. 1GB以上のUSBメモリ、SDカードなどでもOKです(*)
  2. Ubuntuホームページからダウンロードした.isoイメージもしくはインストールCDディスク。

(*)SDカードスロットがある機種でも、そのスロットから起動に対応していない機種もあります。その場合、アダプタやカードリーダー等を用いてUSBポートに装着する形で起動させます。

◆作成手順

1、「システム」>「システム管理」>「スタートアップ・ディスクの作成」を起動。

2、インストール元ディスクイメージ(.iso)またはライブCDディスクの場所を指定。

3、USBディスクを装着し、リストに現れたら、必要に応じて「フォーマット」

4、「データ保存領域を確保」すれば、アプリケーションで作成した書類、ファイルが保存できます。

5、「スタートアップ・ディスクの作成」をクリックすると、書き込みが開始されます。

完成したUSBメモリは、ライブUSBメモリとして、Ubuntuのインストールに使用できるほか、この環境で作業を行い、作成したデータを保存することができます。(それが「パーシステント・モード」です。)

■Windows上で「UNetbootin」を用いてUSB起動ディスクを作成する

WS000000

次のURLからDownload(for Windows)ボタンをクリックして「UNetbootin」のWindows版をダウンロードします。

http://unetbootin.sourceforge.net/

ダウンロード後、USBメモリを挿入し、UNetbootinを起動。
「Diskimage」を選び、「ISO」が選ばれている状態で、Ubuntuホームページからダウンロードした.isoイメージが置かれているフォルダを指定します。
WS000001
最下部の「Type:」でUSBメモリを指定し、「OK」をクリック。

作業の進捗状況が表示されるので、しばらく待ちます。
WS000003

この画面が出たら、作業完了です。
WS000004

■ライブUSBからの起動~インストール

最近のほとんどのパソコンは、USBデバイスからの起動に対応しています。
電源投入後、画面隅に表示される「F9」や「F12」などの起動ドライブ選択キーを押して起動するか、BIOSの設定画面で起動ドライブの優先順位を設定して、USBメモリからの起動を指定します。

比較的古いマシンの場合、 「USB-HDD」などを選択することで起動できることでしょう。あとは、インストールCDと同様にしてインストールを行います。

[定番] Ubuntuのアプリケーションの追加、システム設定変更が簡単にできる「Ubuntu Tweak」

Ubuntu Tweakは、サードパーティによるアプリケーションや、リポジトリの追加、システムの設定変更が、GUIにより簡単に行えるツールです。

001UbuntuTweakHP

ダウンロード&インストールは、公式ページから。

◆Ubuntu Tweak公式ページ

http://ubuntu-tweak.com/

トップページにある「Download Now! 」をクリックし、アプリケーションのダウンロードが自動で行われ、次の画像のようなウィンドウが現れたら、「OK」をクリック。自動でGDebパッケージ・マネージャが起動するので、「パッケージのインストール」ボタンをクリックして、インストールを行います。

002UbuntuTweakInstall

Ubuntu Tweakの起動は、「アプリケーション」>「システムツール」から。

◆アプリケーション・メニュー

インターネットに接続した状態で、左ペインから「アプリケーションセンター」を選び、追加インストールしたいアプリケーションにチェックを入れて、右下の「適用」をクリックすれば、アプリケーションが自動でインストールされます。

003AppliInstall

「ソースセンター」では、アプリケーションを提供しているサーバ(リポジトリ)の追加が可能です。

サードパーティや、各種オープンソースプロジェクト、個人でのアプリケーション開発に至るまで、Ubuntuの公式リポジトリからは導入できないアプリケーション、さらには、Ubuntu公式のもので、より最新のパッケージを入手するためのリポジトリの追加が可能です。

004SourceCenter

◆スタートアップ・メニュー

「自動起動するプログラム」では、ログイン時に自動で起動させるプログラムのOn/Offができます。

「システム」>「設定」>「自動起動するアプリ」よりも細かい設定が可能です。

不要なプログラムをオフにすることで、起動時間を速めることにつながります。

005AutoLaunchAppli

◆デスクトップ・メニュー

3Dデスクトップ効果のCompizの設定などの他に、「デスクトップアイコンの設定」では、ゴミ箱アイコンなどを、デスクトップに表示させる設定ができます。

006Desktop

10.04から変更となったウィンドウのタイトルバーボタンの配置の変更は、「ウィンドウマネージャの設定」から行えます。

◆個人用メニュー

個人用メニューでは、「コマンドのショートカットの設定」や「スクリプトの管理」が便利です。

007scripts

右ペインにある「無効なスクリプト」の一覧から、有効にしたい項目を左側にドラッグすることでスクリプトが有効になります。

008scripts

ファイルブラウザで、右クリックしてみると、「スクリプト」に有効となったメニューが追加され、さらに便利になります。

◆システム・メニュー

「Nautilusの設定」では、「Nautilusの拡張」の項目にチェックを入れて、「適用」をクリックすると、ファイルブラウザ(Nautilus)の機能を拡張できます。

009Nautilus

ファイルブラウザで右クリックした時に、「端末の中に開く」、「管理者として開く」という便利な機能を追加することができます。

「ファイル・タイプ・マネージャー」では、ファイルをダブルクリックした時に、どのアプリケーションで開くかを、ファイルタイプごとに細かく設定/変更することができます。

010FileTypeManager

[定番] UbuntuでYouTube、ニコニコ動画を観られるように「Flash」プラグインを追加する

YouTube、ニコニコ動画はAdobe Flashビデオ形式で配信されています。
Adobe Flashはさまざまなサイトで使用されているので、導入しておきたいツールのひとつです。
Ubuntuをインストールしたばかりの状態では、Flashのプラグインが入っていないので、動画が表示されません。
YouTubeError
ここでは、画面の案内にある「最新のFlash Playerを入手してください」を選ばずに、下記の手順でFlashプラグインを導入します。

まずは、Firefoxを閉じます。
「システム」>「システム管理」>「Synaptic パッケージ・マネージャ」を開き、「flash」で検索し、「flashplugin-nonfree」にチェックを入れます。
001Synaptic

依存関係にある「flashplugin-installer」も自動的に選ばれます。
002Izon

ついでに、サウンド関連の「flashplugin-nonfree-extrasound」にもチェックを入れておくといいでしょう。
003flashplugin-nonfree-extrasound

上部にある「適用」ボタンをクリックしてダウンロード&インストールが終了するまでしばらく待ちます。プラグインのインストールが終わったら、Firefoxを起動し、Flash動画が再生できることを確認します。

[定番]「Adobe Reader」をUbuntuへのインストール

Ubuntuでは、標準でPDFに対応しており、印刷命令によりPDFファイルを簡単に作成することができます。PDFファイルをダブルクリックすれば「ドキュメント・ビューア」が起動し、PDFファイルを開くことができます。
しかし、ファイルによっては純正のAdobe Readerでないとうまく表示されないことがあります。

ダウンロードは、アドビ社の公式ページから行います。

◆Adobe Reader日本語版ダウンロードページ

http://get.adobe.com/jp/reader/

ダウンロードページにアクセスしたら、「言語またはオペレーティングシステムの変更」をクリックします。
001AcrobatInstall
「OSを選択」から、「Linux – X86 (.deb)を選択し、「続ける」をクリック。

002AdobeReader
Adobe Readerの最新版が選ばれている所で「今すぐダウンロード」をクリック。

003AdobeReaderInstall
ダウンロードが終了すると、画像のような表示が現れるので、「プログラムで開く」「GDebi Package インストーラ…」が選ばれている状態で「OK」をクリック。

005AdobeReaderInstall
「パッケージ・インストーラ」が起動するので、「パッケージのインストール」をクリック。
パスワードを求められるので、システムのパスワードを入力。

006AdobeReaderInstall
インストールは自動的に行われるので、終了するまでしばらく待ちます。

007AdobeReaderFirstLaunch
起動は、「アプリケーション」>「オフィス」から。
初回起動時には、「使用許諾契約書」が現れるので、「同意する」をクリック。
以上で、日本語のPDFファイルが問題なく表示されることでしょう。

半年に一度のアップデートに備えるディスク・パーティション

UbuntuやFedoraは、標準のデスクトップ環境としてGNOMEを採用していますが、このGNOME、春と秋の2回新版がリリースされ、UbuntuやFedoraはこのタイミングに合わせて新しいバージョンがリリースされるようになっています。

先に、「Ubuntu 10.04 Lucid Lynx Beta 1に、アセットを継承しながら、システムを入れ替えてみる」というエントリを書いたのですが、この方法を、UbuntuとFedoraのデュアルブート環境に適用させることができるか?というお問い合わせをいただいたので、早速試してみました。

まず、パーティションを次のように切りました。パーティショニング・ツールとしては、UbuntuのライブCDに含まれる「GParted」がビジュアルで確認しながらパーティショニングが可能となるため、誤操作を低減できると思います。

UbuntuのライブCDで起動し、「システム」>「システム管理」>「GParted」を起動し、次のようにパーティションを切ってみました。
001GParted

基本パーティションは、4つまでしか分けられませんので、次のようにしてみます。

/dev/sda1 ここをext4にし、Ubuntuのシステム部分が入るように「/」として割り当てる。
/dev/sda2 ここをext4にし、Ubuntuで作成/ダウンロードしたファイルが保存されるように「/home」用として確保

/dev/sda3 「拡張領域」=extendedとして割り当てる

いったん、拡張領域として確保すれば、その中を分割することができるようになります。

/dev/sda5 ここを、Fedoraの「/」用として割り当てる。
/dev/sda6 ここを、Fedoraの「/home」用として割り当てる。
/dev/sda7 Ubuntu, Fedoraの共通のswap領域として割当てる。

パーティションを確保できたら、いったんUbuntuのライブCDを終了させて、FedoraのライブCDで起動し、まず最初にFedoraをインストールすると簡単です。
理由は、Ubuntuを後でインストールすれば、ブートセレクターが表示されるようになり、どちらで起動するかを選べるようになり簡単だからです。

Fedoraのインストールを開始したら、ハードドライブのパーティション設定の画面で、「カスタムレイアウトを作成します」を選び、「次へ」をクリックします。
002FedoraInstall

ハードドライブのリストが現れるので、まずは、「/dev/sda5」部分をクリックし、「マウントポイント」で「/」を割り当て、「/dev/sda6」に「/home」を割り当てます。
003FedoraCustumInstall
以上により、インストールを進めて、終了したら、いったん電源をオフにします。

今後は、UbuntuのライブCDで起動して、Ubuntuのインストールを始めます。

Ubuntu側のインストールを開始し、「ディスクの準備」画面で、「手動でパーティションを設定する」を選びます。
004UbuntuPartition
「/dev/sda1」を選択し、「変更…」をクリック。「利用方法」で、「ext4 ジャーナリングファイルシステム」を選択し、「マウントポイント」で「/」を選びます。
続いて、「/dev/sda2」を選択。「変更…」をクリックし、「マウントポイント」で「/home」を選びます。

以上で、FedoraとUbuntuとのデュアルブートができるようになり、半年のアップデートの度に、システムだけをインストールし直す事ができるようになりました。

10.04から変更となったタイトルバーボタンの配置/配列を変更可能に:「Ubuntu Tweak 0.5.3」

Ubuntu 10.04からウィンドウのタイトルバーのボタン配置/配列が変更となっています。
慣れれば問題ないのでしょうが、9.04や9.10、あるいは他OSとの混在環境の時に、戸惑ってしまうこともあるでしょう。

Ubuntu Tweak 0.5.3の「デスクトップ」>「ウィンドウマネージャの設定」項目では、「タイトルバーボタンの配置」の変更ができるようになっています。

タイトルバーボタンを、従来どおり右側に配置したい場合、「Right」にチェックを入れればOK。

TitleBarButton

「最小化」、「最大化」、「閉じる」のアイコンの配列順序は、「Custom:」にチェックを入れて、表示部分をドラッグすることで変更することができます。

UbuntuTweak053TitleBar