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Ubuntuをインストールしたらすぐに追加したい「Ubuntu Tweak」コンプリート・ガイド。コーデック、アプリの導入、カスタマイズが簡単に!

ユーザフレンドリーなLinuxのディストリビューションとして定評のあるUbuntuは、今回のバージョン、10.10を迎え、さらなる進化を遂げています。

標準で搭載されているツールでも十分に使いやすいUbuntuですが、さらに自分なりに使いやすくカスタマイズしていく上で便利なツールが「Ubuntu Tweak」。

”Tweak”とは、機械などを微調整するというような意味だそうですが、人気アプリケーションの追加、Ubuntuをさらに使いやすくする設定変更/カスタマイズがGUI画面で行えます。

現時点で搭載する機能を全て、ご紹介していきます。

(1)Ubuntu Tweakのダウンロード&インストール

001UbuntuTweakDownload

Firefoxで、Ubuntu Tweakの公式ページにアクセス

トップページにある「Download Now!」をクリックします。

しばらく待って現れる画面で「OK」を。

002OpenInUSC
従来はGdebパッケージマネージャが起動しましたが、Ubuntu 10.10の場合、Ubuntuソフトウェアセンターが起動します。

003InstallUbuntuTweak
「インストール」をクリック。

004PassWord
パスワードを求められるので入力して「認証する」をクリック。

005LaunchUbuntuTweak

インストールが完了したら、「アプリケーション」>「システムツール」から起動します。

006Repository
初回はこのような警告がでます。「はい」をクリックして、Ubuntu Tweakのリポジトリを有効にします。

これにより、Ubuntu Tweakのアップデートが行われた際にアップデートマネージャで更新情報が知らされるようになり、簡単にアップデートが可能となります。

(2)サードパーティのアプリケーションの追加

011ApplicationCenter

まずは、「アプリケーションセンター」を開いてみましょう。

追加可能なアプリケーションの一覧が表示されます。Skype, Google Chromeなどの人気のアプリケーションが追加インストール可能です。中でも「Ubuntu restricted extras」はぜひ導入しておきましょう。サウンド/動画関連のコーデックやJavaのランタイム版、YouTubeやFlashコンテンツを観るためのAdobe Flashのプラグインなどが、一気にまとめて導入されます。

導入したいアプリケーションのチェックボックスにチェックを入れて「適用」をクリックすれば、自動でダウンロード&インストールが行われます。

(3)追加できるアプリを増やす・・・リポジトリの追加

021SourceCenter
「リポジトリ」とは集積所の意味。ネット上のサーバに置かれるソフトウェアの置き場を意味します。

そのアドレスを追加登録しておくことで、Ubuntu標準として追加インストールできるアプリケーション以外に、サードパーティ(個人も含めて)が提供する人気のアプリケーションを追加することが可能となります。

「ソースセンター」を選択します。

利用可能なリポジトリのリストを更新するために、上のような画面がでたら「はい」を選びます。

022Unlock
「ロックの解除」をクリック。

*先程のパスワードの入力から10分以内であれば、ここで改めてパスワードは求められません。

023PPAon
Google Chromeや動画形式変換アプリとして人気の「Handbrake」などのリポジトリを追加できます。

一覧のチェックボックスにチェックを入れて、「更新」をクリックします。

024KeyError

一部のリポジトリサーバでエラー表示がでますが、とりあえずは無視して大丈夫。

025UpdateInfo

新たにリポジトリを追加した事で、追加可能なパッケージのリストが一覧で表示されます。

追加したいものにチェックを入れて「はい」をクリックしてもいいですし、さきほどの「アプリケーションセンター」で、新たに追加できるアプリケーションとしてリストに追加されるので、そこから追加インストールすることも可能となります。

(4)パッケージクリーナー

026PackageCleaner

十分なディスク容量があれば、さほど気にする必要はありませんが、Ubuntuのディスク容量が逼迫して、少しでもディスク容量を確保したい、という時に役立つのがこれ。

不要なファイルを一覧表示させて、一括で消去させることで、ディスク容量を確保することができます。

(5)ログインの設定

031StartupLoginConf
会議での利用時などで、ログイン時のサウンドを鳴らしたくない場合などの、ログイン時の挙動について、またログイン画面に表示されるロゴ、背景画像を変更することができます。

(6)3D画面エフェクト「Compiz」の設定

041Compiz

「Compizの設定」メニューでは、デスクトップキューブなどの3D画面エフェクトなど、派手な画面効果の詳細設定が可能な「CompizConfig設定マネージャ」の追加ができます。項目にチェックを入れて「適用」を押します。

042Compiz_WidgetInstall
さらに、「実用的な拡張機能」の「シンプルなデスクトップ効果の・・・」を有効にすることで、3Dエフェクトの設定変更が簡単に行えるツールを追加できます。

また、「Screenlets・・・」を有効にすることでデスクトップウィジェットを追加できます。

*Compizの詳細については、別記事で改めて紹介していきます。

(7)<<新機能>>Desktopの復元

051DesktopBackup
トラブルやアップデートに備えて、デスクトップの設定、アプリケーションの設定などをバックアップしておけます。いくつでも保存しておくことができ、好きな時のバックアップ状態に戻ることが可能です。

052BackupName
バックアップ名として、デフォルトでは日時となっていますが、好きな名称で保存しておくことができます。

(8)GNOMEの設定

053GNOMEconf
パネルやメニューの表示方法のカスタマイズができます。

(9)ウィンドウマネージャの設定

054WindowManager
Ubuntu 10.04からウィンドウのクローズ、最小化/最大化ボタンが左上に変更となりましたが、Windowsと同じように右上にしたい場合には「タイトルバーボタンの配置」で簡単に変更ができます。

また、「コンポジーティング・マネージャー」で、「Metacity・・・にチェックを入れると、画面効果に対応していないグラフィックス環境でも、影の表示が行われて、見た目が向上します。

(10)デスクトップアイコンの設定

055DesktopIcons
項目にチェックを入れることで、デスクトップにゴミ箱などのアイコンを追加で表示させることができます。

(11)コマンドのショートカット

061CommandShortCut
「システム」>「設定」>「キーボードショットカット」で用意されているショートカット以外に、自分で好みのショートカットを追加することができます。

(12)スクリプトの管理

062Script
ファイルブラウザ「Nautilus」の機能を大幅に強化するスクリプトを簡単に追加できます。

右側の一覧から、追加したい項目を真ん中の「nautilus-scripts」にドラッグするだけでOK!

063ScriptMenu
ファイルやフォルダを選択し、右クリックして現れる”コンテキストメニュー”の「スクリプト」から項目を選ぶだけでスクリプトを実行。画像形式の変換などが簡単に行えるようになります。

(13)デフォルト・フォルダーの場所

064DefaultFolder
デフォルトで保存されるフォルダーの場所を自由に変更できます。

(14)Nautilusの設定

071Nautilus_filePropertie
「Nautilus”ファイルのプロパティ”画面の高度なアクセスを許可する」にチェックをいれると・・・

072AccessPropertie
デフォルトでは、ファイル/フォルダのプロパティを開いてみると「アクセス権」タブで表示される項目はシンプルなものであるのが、次の画像のように、詳細なアクセス権の設定ができるようになります。

073DetailPropertie

「Nautilusの拡張」では・・・

074Nautilus_root
「フォルダをルート権限で開きます」にチェックを入れると、ファイル/フォルダを管理者権限で開けるようになります。

075OpenAs_root

「端末でフォルダを開く」を有効にすると、その階層で端末を開くことができます。

076OpenInTerminal
端末を開いた後で、わざわざ階層をたどる必要がなく便利です。

(15)コンピュータの詳細

081ComputerDetail
システムの情報を参照できる他、ホスト名を変更することができます。

(16)セキュリティ関連

082security

パソコンを不特定多数で利用できるようにする際に、制限したい項目が一覧で表示されており、チェックを入れるだけで設定を有効にできます。

(17)ファイル・タイプマネージャ

FileTypeManager
ダブルクリックして起動するアプリケーションをファイル形式ごとに詳細に設定変更することができます。

(18)電源管理設定

095PowerManagement
「システム」>「設定」>「電源の管理」を補完する設定が行えます。

以上のように、Ubuntuの設定変更/カスタマイズがGUIにより簡単に行えるUbuntu Tweak。

新たにデスクトップ設定のバックアップ/リストア機能も加わり、ますます便利になっています。

ぜひUbuntu Tweakで、あなたのデスクトップ環境をさらに使いやすくカスタマイズしてみてはいかがでしょうか?

Viva! Ubuntu!!

「Macbuntu」でUbuntuを5分でマック風に変身させる

芸術や文学において、尊敬する作家や作品に影響を受けて、似たような作品を創作する事を「オマージュ」と呼んでいます。

まさにMacintoshに対するオマージュとして、数多くのGNOMEデスクトップ・テーマが公開されています。

当ブログでも過去にご紹介していますが、Ubuntu 10.04、10.10に対応し、スクリプトによって面倒な操作なしに自動処理で導入できる「Macbuntu」が「WebUpd8」で紹介されており、9/20版の10.10 Daily Build版をVirtualBoxでテストするついでに導入してみました。

  • 本来、Ubuntuの商標権によれば、公式の派生ディストリビューション、あるいは権利を保有するCanonical社の許諾を得ない限り「〜buntu」を名乗ることはできないと思われますが。。。

なかなかいい感じです。

ログイン画面も、それなりに。。。

再ログインするとグローバル・メニューも有効になりました。

Mac好きの方にはいいかも知れません。

◆インストール方法

端末で下記を1行ずつ実行します。途中、表示される質問にいくつか答えていく形で導入が行われます。

Ubuntu 10.04 Lucidの場合

wget https://downloads.sourceforge.net/project/macbuntu/macbuntu-10.04/v2.2/Macbuntu-10.04.tar.gz -O /tmp/Macbuntu-10.04.tar.gz
tar xzvf /tmp/Macbuntu-10.04.tar.gz -C /tmp
cd /tmp/Macbuntu-10.04/
./install.sh

Ubuntu 10.10 Maverick Meerkatの場合

wget http://downloads.sourceforge.net/project/macbuntu/macbuntu-10.10/v2.3Alpha/Macbuntu-10.10.tar.gz -O /tmp/Macbuntu-10.10.tar.gz
tar xzvf /tmp/Macbuntu-10.10.tar.gz -C /tmp
cd /tmp/Macbuntu-10.10/
./install.sh

◆アンインストール

Ubuntu 10.04

cd /tmp/Macbuntu-10.04/
./uninstall.sh

Ubuntu 10.10

cd /tmp/Macbuntu-10.10/
./uninstall.sh

◆Macbuntu 2.2入手先

*Source:WebUpd8

ファイル・ブラウザでカバーフロー風表示、端末一体表示にも対応した「Nautilus Elementary」

Ubuntu標準のデスクトップ環境GNOME。
搭載されているファイル・ブラウザー「Nautilus」の機能を拡張する「Nautilus Elementary」のPPAがUbuntu 10.10 Maverickにも対応。
ファイル、フォルダを、Macintoshのカバーフローのように表示する機能や、端末を一体で表示する機能も搭載しています。

001Folder
フォルダであれば、こんな感じ。
Nautilus Elementaryにアップグレードして「F4」キー、または「表示(V)」>「Clutterflow」を選ぶことで表示できます。

  • 残念なのがこの「Clutterflow」表示内のフォルダをクリックしてもそのフォルダ内を開くことができるワケではないこと(^_^;;;
  • クリックすると、画面下の該当フォルダが選択されます。(^_^;

002Photo

・・・ということで、画像を参照したり探したりするにはいいかもです。
マウスのホイールを動かすことでかなり高速に表示されるので、かなり快適です。

  • この機能は搭載するグラフィックス・チップがOpenGLに対応している必要があります。
  • 検証につかったPCのグラフィックスはAMD(旧ATI) Radeon HD 4670。
  • Ubuntu 10.10βでは、現状ではドライバがOpenGLに対応しておらず利用できません。(;_;)
  • 古いNVIDIAのGForce 7300のグラフィックスボードを付け替えたところ、快適に使えます。
  • これだけではなくて、Compizも実に快適に使えます。とても複雑な気分です。(^_^;;

003terminal
「F7」キー、または「表示(V)」>「Embed Terminal」を選ぶと、端末との一体表示が可能です。

  • ただし、現状では動作が安定していないようです。

004DoubleTerminal

ターミナルとしての動作は、前回ご紹介した「Nautilus Terminal」の方が安定して使えるようです。

  • 併用することも可能ですが。。。意味がありませんね。(^_^;
  • 端末機能については、私はこの「Nautilus Elementary」のほうではなく「Nautilus Terminal」の方を使うことにしてみます。

◆Nautilus Elementaryへのアップグレード

005nautilus-elementaryPPA
Nautilus Elementary PPA: https://launchpad.net/~am-monkeyd/+archive/nautilus-elementary-ppa

PPAを追加することによりアップグレードが可能となります。以下を一行ずつ実行することでアップグレードが可能です。

sudo add-apt-repository ppa:am-monkeyd/nautilus-elementary-ppa
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

◆Ubuntu Tweakならばもっと簡単

006UbuntuTweakPPA

Ubuntu Tweakであればもっと簡単にPPAの有効化が可能です。
「ソースセンタ」にある一覧の中に「nautilus-elementary」があるので、チェックを入れたあとに「システム」>「システム管理」>「アップデート・マネージャ」でシステムをアップデートすればOK!

◆Nautilus Elementaryの基本機能の有効化

「Clutterflow」、「Embed Terminal」機能だけではなく、「編集(E)」>「設定(N)」から「Tweaks」タブを開くと、「Nautilus Elementary」の基本機能を有効にできます。
NautilusElementaryConf

ツールバーを左サイドに縦に表示させたり、ディレクトリ表示をパンくずリスト風に表示させたり、右下に表示切り替えボタンを追加させたりすることが可能です。

  • 「Toolbar」の表示は現状では、「Vertical」=垂直を選ぶと太い表示になってしまいます。
  • それ以外は、どれも便利なので有効にしておくと使い勝手が向上することでしょう。

デスクトップ操作をラクチンにしてくれる「Nautilus Script」の追加もUbuntu Tweakならカンタン!

001UbuntuTweakScripts

Ubuntu標準のデスクトップ環境であるGNOMEに搭載するファイル・マネージャ(ブラウザ)である、「Nautilus」にはスクリプトによって機能を拡張することができます。

Ubuntu Tweakの「スクリプト管理」メニューには便利なスクリプトが多数用意されています。
右側の「無効なスクリプト」一覧から左側の「有効なスクリプト」にマウスで項目をドラッグするだけ。
有効にしたい項目をリストに加えていきます。

002AddShadow

例えば、JPEG画像をPNG形式に変換するには、画像上で右クリックして、「スクリプト(S)」>「画像をPNG形式に変換する」を選びます。

さらにこの画像に影を付けたい場合、「画像にハードな影を作成」を続けて選びます。(この効果はpng形式の画像で有効です。)

003Shadow

以上により、影付きの画像に変換できました。

このように、GIMPなどのグラフィックスソフトを用いることなく、画像の形式変換、加工が行えてしまいます。

004GNOMElook

このほか、多数のスクリプトが「GNOME-LOOK.org」から入手できます。

「nautilus script」で検索してみるとたくさん見つかります。

005svg2png

SVG画像をPNG形式に変換してくれるスクリプトもありますが、有効にするにはライブラリを追加インストールする必要があります。

その場合には、説明に従って、追加でインストールを行ないます。
この他、動画形式の変換ツールなども入手可能です。

◆Scriptファイルの追加
006Add_Script

ダウンロードしたスクリプトファイルは「tar.gz」形式などで圧縮されていますが、右クリックして「ここに展開する」を選んで解凍しておきます。

ファイルブラウザ(nautilus)で「表示(V)」>「隠しファイルを表示する(H)」を選んだあと、「.gnome2」-「nautilus-scripts」フォルダを開いていきます。この中に先程解凍しておいたScriptファイルをコピー&ペーストあるいは移動させます。

007Script

ちなみにScriptファイルはテキストエディタで開いて確認できます。

おかしな動きをするスクリプトではないか、ざっと目を通す習慣を付けておくのがいいかも知れません。

008md5

ダウンロードしてきたライブCDのイメージファイルのmd5 sum値を調べるためのスクリプトを有効にしている場合、ISOファイル上で右クリックして「スクリプト(S)」>「チェック md5 sum」を選ぶと、保存名を指定することで、md5値をテキストファイルに保存することができます。

009madeMD5file

解析後に指定したファイル名で保存されたファイルをテキストエディタで開くと、md5 sum値を確認できます。

Ubuntu 10.10に搭載される壁紙がダウンロード可能に。ついでに壁紙の変更方法を紹介。

MaverickWallpaper
いよいよ、来週の今ごろには次期10.10のベータ版が公開される予定ですが、LaunchPadにおいて展開されているアートワークの開発も着々と進んでいるようです。

10.10では新たに17点の背景画像が追加されることになったそうで、自然をモチーフにしたキレイな画像が下記URLから、すでにダウンロード可能となっています。

ファイルは、「.tar.gz」形式で圧縮されているのでダウンロードしたファイル上で、右クリックして「ここに展開する」で解凍します。

デスクトップ上で右クリックし「背景の変更(B)」を選ぶと現れる「外観の設定」ツールで「追加」を選び、ダウンロードした背景画を読み込むとサムネイルが一覧に追加されます。

この時、複数をまとめて読み込むこともできます。

WallpaperAdd
サムネイルをクリックすると同時に背景画が変更されます。

しかし、この方法では、画像の置き場所を変更してしまうと、せっかく登録した画像がリストから消えてしまい、背景画も消えてしまいます。

また、「ユーザ権限」による追加作業となるため、別のユーザアカウントでログインした場合、あらためて追加登録する必要があります。

システム全体に反映させるには、所定のディレクトリである、次のディレクトリに「管理者権限」で画像をコピーします。

  • /usr/share/backgrounds

backgrounds
管理者権限での操作については、下記をご参照ください。

Source: OMG! Ubuntu
.

あらゆるシステム設定をGUIで集中管理。「Ubuntu Control Center」

■実は標準搭載の「コントロール・センター」

まずは、本題の前に、標準で入っているものの、有効にされていないツールの話から。
Ubuntuのシステム管理/設定ツールは、上部パネルの「システム」メニューからアクセスできますが、一画面でまとめて表示させたい!という場合、「コントロール・センター」が便利です。
002ControlCenter

このツール、実は標準では表示が無効になっていますので、次の手順で有効にします。

001MainMenu
「システム」>「設定」>「メイン・メニュー」を起動。

左ペインにある「システム」をクリックすると、右ペインに現れる一覧から、「コントロール・センター」にチェックを入れます。これにより、「システム」メニューの直下にメニューが追加されて、トップ画のように一覧表示ができるようになります。

さて、次が今回の本題。

■さらに高度なシステム管理ができるようになる「Ubuntu Control Center」

UCC - Ubuntu Control Center_001
UCCのインストールは次の手順で。

下記公式ページにアクセスします。

http://sites.google.com/site/ubuntucontrolcenter/

「Downloads」ページに移動し、3つのパッケージを順番にダウンロード&インストールします。
32bit、64bit版がそれぞれ用意されています。

順番は、必ず「Font-Manager」、 「Jstest-gtk」を先にインストールした後に、「Ubuntu Control Center」をインストールします。

さて、このUbuntu Control Center(UCC)は、Mandrivaに搭載されているControl Centerに触発されて開発されているツール。
インストール時に各種システム関連のツールが同時にインストールされるようになっています。
導入後、起動は「アプリケーション」>「システムツール」から。

001UCC

「Hardware」メニューでは、「VGA Switching」で、グラフィックス/GPU機能の調整が可能です。

002UCC_VGA
「Network and Internet」メニューでは、ファイヤウォールの設定などを行えます。
003UCC
「System」メニューにある「Manage system Services」では、サービス/デーモンのオン/オフができます。
004UCC
UCCのインストール時に同時にインストールされる「BootUp-Manager」(bum)が起動します。
一覧の左側の「Activate」欄のチェックボックスで不要なサービスをオフにすることで、システムの負荷を軽減することがでります。環境によっては、起動時間の短縮、システムの消費メモリの低下により、パフォーマンスの向上が期待できるかも知れません。
006BUM
「Startup applications」で起動するのが「自動起動するアプリの設定」ツール。
005AutoLaunchAppli
先ほどの「Service」やデーモンは、電源投入後、システム・ブート時に起動するものですが、こちらで設定変更できるのは、ログイン後。
こちらも不要なプログラムをオフにすることで、システムの負荷の軽減に貢献できるかも知れません。

古いPCでもCompizが使えるように、ログインセッション/デスクトップ環境をカスタマイズしてみる

CustomDesktop

壊れたHDDをコンパクトフラッシュによる擬似SSDに換装することで、何とか再生させることができたLet’s Note CF-T4GC6AXS
2005年4月に発売された5年前の機種ともなると、さすがのUbuntuでも標準のGNOMEで、Compizを有効にしていると、モッサリ感が出てしまいます。ファイル操作をしている時など、たまに表示がグレーアウトしてしまい、待機状態になってしまうことが起きてしまうことも。
そんなワケで、仕事に集中する時は、jwmやFluxboxの超軽量なデスクトップに切り替えることで、無駄なリソースを使わないようにすることで、軽快に反応する環境で作業をおこなったりしています。

しかし、このような古いPCでも、Compizを有効にして、デスクトップ・キューブなどの、デスクトップ効果が問題なく利用したい!!・・・・ということで、ログインセッション/デスクトップ環境をカスタマイズするという、試行錯誤を行なっている所です。

画面の例では、ログイン時に選択できる「セッション」に、独自のものを追加して、ログインしようとしている所です。
000CustomSession
この例では、次のパッケージを追加でインストールしています。

  • simple-ccsm :Compizの簡易設定ツール
  • cairo-dock :アプリケーション・起動ドック
  • gnome-do :アプリケーション・ランチャー
  • hsetroot :壁紙設定ツール
  • conky :システム情報をデスクトップに表示(詳細はこちらをご参照ください
  • pcmanfm :軽量ファイルマネージャ

003Script

テキストエディタで、以下の例の要領で記述し、ホームディレクトリに「xxxxxx.sh」(xxxxxxは好きな名称)として保存しておきます。ファイル名の頭に「.」を付けて、隠しファイルにしておいても構いません。

compiz –use-root-window &
hsetroot -full ~/Wallpaper.jpg &
cairo-dock -c &
conky &
gnome-do

この例では、compizをウィンドウマネージャとして起動させ、壁紙/システム情報をデスクトップに表示させ、cairo-dock,gnome-doをパネルの代わりとしてアプリケーションや設定ツール、ファイルにアクセスできるようにしようというものです。

最後の行を除いて、コマンド(+オプション)に、半角スペースを開けて「&」を付けておきます。
最後の行のコマンドに「&」を付けると正しく動作しないので注意が必要です。

004_xsessions

pcmanfmを起動し、「ツール(T)」>「rootユーザとして現在のフォルダを開く(R)」を選択。

パスワードを入力し、管理者権限でにより、「/usr/share/xsessions」を開きます。
空きスペース上で右クリック。「新規作成(C)」>「テキストファイル(T)」を選択。
「zzzzzz.desktop」として新規ファイルを作成します。

作成したファイルを右クリック。
「アプリケーションで開く」>「gedit」を開いて、下記の要領で記述します。

[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Name=VivaUbuntu
Comment=Viva Ubuntu Custom Desktop
Exec=/home/yyyyyyy/xxxxxx.sh
Icon=
Type=Applecation
X-Ubuntu-Gettext-Domain=gdm

「/usr/share/xsessions」に作成した、「zzzzzz.desktop」が、ログイン時のセッションのリストとして新たに追加されることになります。この例では、先程ホームディレクトリに作成した「/home/yyyyyyy/xxxxxx.sh」をログイン後に実行することになります。

さて、GNOMEでは画面上下に2つのパネルが表示されますが、その代わりとなるのが、cairo-dock。
002Cairo-DockConf

アプリケーションやシステム設定ツールの起動は、ドック内にある「GMenu」から行えます。

ノートPCの無線への接続、バッテリー状況の表示、さらにはシステムトレイなどは、設定画面にある「アドオン」を追加することで対応できます。

現状の問題点は、ログアウトが行えない点。
本来ならば「gnome-session-save –kill」でログアウトできるハズなのですが、さらに設定をいじる必要がありそうです。
007LogOutError

なお、アプリケーション/ツールの起動は、gnome-doでも行えます。

「Windowsキー」+「スペース」でgnome-doが現れます。

再起動の場合、「res」とキーボードで入力するだけで、再起動のアイコンが表示されます。
005Restart
この状態で、Enterすれば、再起動できます。同じ要領で、「shutdown」でシステム終了となります。
このツールに慣れると、マウスに持ち変えることなく、キーボードだけでアプリケーションが起動できるようになり、とても便利です。

GNOMEは数多くのツールがログイン時に起動しますが、以上のように、必要なものだけに絞り込むことで、古いPCでもCompizをストレスなく利用できないものか?という想いで試行錯誤を行なってみたワケですが、結果として、Let’s Note CF-T4では、以前のような「グレイアウト現象」は無くなり、快適に使えるようになりました。

ちなみに、電源投入〜ログイン〜無線LANの接続まで、28秒にまで速めることができています。

さてさて、10月10日のリリースに向けて、早いもので、来週の木曜日、9/2には、次期バージョンのUbuntu 10.10のベータ版がリリースされる予定です。現状では、アルファ3が公開されている状態ですが、ログイン画面のセッションのリストを観てみると「User Defined Session」というメニューが用意されています。

008MarverickLoginSession

ここで紹介した方法が、GUIで簡単に設定変更できるようになれば便利でいいなぁ・・・と密かに期待していたりしているところです。

狭い画面を有効利用できるNetbook向けデスクトップ5種類。メタパッケージで簡単導入。

Lubuntu化」のエントリで書いた通り、Ubuntuには便利な「メタパッケージ」があり、本来であれば、数多くのパッケージをインストールしなければならないところを、パッケージ名を一つだけ指定するだけでまとめて導入してくれる便利な仕組みを利用できます。今回ご紹介するのは、Netbookの狭いデスクトップ画面を有効に使用できるメタパッケージです。

ふつうのUbuntuをインストールした後で、Netbook版を利用したいと思った時、わざわざインストールし直す必要はありません。

Lubuntu化の手順と同じように、「メタパッケージ」を追加すればOK。

ログイン画面でアカウント名を選択すると、画面下部に「言語、キーボード、セッション」の選択パネルが現れます。
「セッション(S):」の一覧からデスクトップ環境を選んでログインすることでNetbook版と同じ環境で利用できます。

(1)Ubuntu Netbook Edition

まずは「ubuntu-netbook」というメタパッケージで導入できるのが、「Ubuntu Netbook Edition」。

約20MB程の追加容量で利用できます。
「Lubuntu」同様に、ログイン時に、「セッション」を選択すると、「Ubuntu Netbook Edition」と、「Ubuntu Netbook Edition 2D」の2つがリストに追加されます。

こちらが、通常版となる「Ubuntu Netbook Edition」。従来は、何でもかんでもフル画面表示されてしまい、とても使いづらいものだったのですが、かなり改善されて使いやすくなっています。
001NetbookRemix

グラフィックスが非力なネットブックでは、「Ubuntu Netbook Edition 2D」を選んでログインして、試してみるといいでしょう。
002NetbookRemix2D

インストールは、Ubuntuソフトウェアセンターまたは、Synapticパッケージマネージャで、「ubuntu-netbook」と検索して導入します。
003UMEinstall

(2)Lubuntu Netbook

こちらは「lubuntu-desktop」を導入すると、もれなく付いてくる「Lubuntu Netbook」
004LubuntuNetbook
導入済みのアプリケーションのアイコンがデスクトップに表示されて、アプリケーションの利用が簡単です。

(3)Kubuntu Netbook

KDEにもネットブック版があります。「kubuntu-netbook」で導入します。
005KDEnetbook

こちらは、KDEがまるごと入りますので、181MBを追加ダウンロード、662MBを追加消費しますのでご注意を。
006KDEnetbookInstall
ルック&フィールは、かなり洗練されており、私的にはとても気に入っています。

「kde-l10n-ja」を入れることで、メニューなどが日本語化されますので、追加するといいでしょう。
007KDEl10n

(4)Moblin

ノキアのMaemoと統合し、新たに「MeeGo」へと進化した、Moblinのデスクトップを体験として利用することもできます。
008Moblin

moblin-session」を導入します。追加容量は13.5MB。私のAspire Oneではまともには動きませんが。。。(^_^;; あくまでも体験的なものですので。
009MoblinSession

(4)Unity

こちらが話題の「Unity」。「Speedy boot」のように第二のOSとして、ネットブックでも7秒という高速起動を目指しているもの。
010Unity
秋にリリース予定の10.10に向けて開発中のものを、雰囲気だけいち早く体験できるようにしているものです。

体験利用するには、リポジトリの追加が必要です。
下記プロジェクトサイトでリポジトリ及び、公開鍵を追加します。
https://launchpad.net/~canonical-dx-team/+archive/une

011

ubuntu-netbook」に続けて、「unity」を追加すればOK! ログイン時の「セッション」から「Ubuntu Unity Netbook Edition」を選択してログインします。

012UnityInstall

タブレット向けのUbuntuが来年の1〜3月期に登場するというニュースが出ていますが、これは英ARM社、フリースケール社が中心となり、共同でLinux向けソフトを開発する企業を設立という動きともリンクするものかと。

ところで、iPadに搭載されているA4プロセッサはARMアーキテクチャによりライセンスされているもの。

iPadが切り開く、「マルチタッチ」ベースの、新たな情報端末のスタイルが発売1年後の今頃にはかなり定着することでしょう。

話題のタブレット、スレート情報端末のCPU/GPUの主役の座を狙うARM陣営にとっては、来年、2011年こそが、勝負の年。

Android, Google Chrome OSなどと共にタブレットまたはスレートと呼ばれる端末がいくつかの選択肢として登場していく中で、このタブレット向けのUbuntuがどのような位置づけになっていくのでしょうね?

Ubuntu 10.04にピッタリのクールなConkyテーマをウィザードで簡単に導入。「Conky Wizard」

000ConkyWizard

システムの状態を監視するツールとしては、パネルアプレット以外にもデスクトップに情報を表示できる「Conky」が便利です。

パネルアプレットのように常時参照はできませんが、画面左下にある「デスクトップを表示」させるアイコンをクリックすれることで、すぐに情報を参照できます。特に、CPUの稼働状況、メモリ、スワップの使用状況、ディスクの使用領域&空き情報をConkyによって一覧できるようにしておくと便利です。

Conkyの導入は、「system情報をデスクトップに表示する:conky」に書いたように、決して難しくはありませんが、設定ファイルの仕込みがちょっと面倒です。

OMG! UBUNTUでも紹介されている「Conky Wizard」を用いれば、ウィザードにしたがって項目を選んでいくことで、Ubuntu 10.04にフィットした、かっこいいConkyテーマが、簡単に導入ができます。

次のプロジェクトページから、ウィザードファイルをダウンロードします。(64bit版も用意されています)

ファイルは、「tar.gz」となっていますので、ダウンロード後、右クリックから「ここに展開する」を選んで解凍。

そのままダブルクリックすれば、ウィザードが起動します。

001Screenshot
「Next」をクリックして、開始します。

Conkyをどこに表示させるか、カラーなどの指定をします。特にこだわりがなければ、デフォルトのままでいいと思います。

002conkywizard

スクリーンサイズに合わせて、最適なサイズがあらかじめ選ばれていますので、デフォルトのままで問題ないと思います。

もちろん、好みに合わせて変更ができます。

003conkywizard

表示させるウィジェットの選択です。順番などの変更も可能です。

004conkywizard

「Finish」をクリックすれば、デスクトップ上にConkyによるシステム情報が表示されることでしょう。

005conkywizard

内容が気に入らなければ、再度ウィザードを起動させることで、修正が可能ですし、ホームディレクトリ内にある隠しファイル「.conkyrc」を編集することでカスタマイズも可能です。

マルチモニターにしていると、サブモニターのデスクトップが壁紙だけでもったいないので、これを入れておくと、かなりいいカンジになりました。

壁紙を自動で切り替えさせたい!:「Wallpaper Slideshow」、「Crebs」

壁紙を自動で変更する、とてもシンプルな専用ツールが「Wallpaper Slideshow」
gnome-look.orgからダウンロードできます。

プロジェクトページ:http://code.google.com/p/gnome-wallpaper-slideshow/

tar.gz形式のダウンロードしたファイルを右クリックして「ここに展開する」で解凍を。
解凍された「gnome_wallpaper_slideshow」をダブルクリックします。
ws001

「実行する」を選択するとアプリケーションとして起動します。
ws002

「Select…」で、壁紙画像が保存されているフォルダを選択、「Picture duration」で画像の表示時間を、秒、分、時のいずれかで選択。
「Transiton duration」で切り替え時間を指定します。

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「OK」をクリックすれば、デスクトップの背景でスライドショウが開始となります。

スライドショウ形式の壁紙を作成するには、「Crebs」が便利。

公式ページ:http://www.obfuscatepenguin.net/crebs/

ダウンロードは、公式ページのトップにある「Download CreBS」をクリック。
こちらもtar.gz形式なので、同様に解凍し、解凍後に出来上がるフォルダ内の「CreBS」をダブルクリックして、「実行する」を選んで起動します。

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  1. 「追加」ボタンで、画像が入っているフォルダを開きます。
  2. 「Display for」で、表示時間を秒、分、時で指定します。
  3. 「Transition」で、画像の切り替え時間を指定。
  4. 表示させる順番は、画像をドラッグして変更します。
  5. 一枚ごとに表示時間を変更させることもできます。
  6. 「Name」で、壁紙セットの名前を入力して「適用」を押せばプレビューができます。

プレビュー時は「Display for」を10秒とかにしてテストするといいでしょう。
最終的にOKだったら、本来の表示間隔を指定してアプリを終了させます。

「システム」>「設定」>「外観の設定」で「背景」タブを開くと、この中に作成した新たな壁紙のスライドショウが保存されています。

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さらに、壁紙を自動的にダウンロードし、定時に変更するツールとして「Webilder」というパネルアプレットもあります。
くわしくは、こちらの記事をご覧ください!