毎日12〜14時間ほどさいたまスーパーアリーナの一時避難所に詰めていると、被災者の皆さん、双葉町役場の皆さん、そして、ボランティアの皆さん、埼玉県、さいたま市の職員の皆さんと親しくなってくると共に、皆さんから情報面で頼っていただけるようになってきました。
何か困ったことがあると、皆さんが当コーナーへ飛んでくるようになっています。(^_^;
さて、3/18日、スーパーアリーナが一時避難所として開設されることが正式に発表されて、PCと、モバイルルータを担いで駆けつけた時には、すでにNTTの制服を着た皆さんが工事に着手しているところでした。
前回の記事にも書いた通り、避難所生活における、あらゆる情報を見極めてご提供することで、少しでも多くの不安を解消して差し上げる・・・という活動を我々ボランティアが実行できるのも、安定したインターネットの通信基盤があるおかげです。
実は昨日、可動式のゲート表示機の車によりケーブルが切断されてしまい、一時通信が途絶えてしまいました。
しかし、電話一本で駆けつけてくださった技術担当者により、すぐにケーブルが敷き直されたのにはビックリ!ほんのわずかな時間で復旧しました。
きっと、被災地の津々浦々までNTTの技術の皆さんが、国民生活の復旧のために、尽力なさっているのだろうなぁと、あらためて実感できた瞬間でした。
今回避難していらした方は原発関連のお仕事をなさっている方が多く、エンジニア系の方が多い印象です。
ノートPCやタブレット、スマートフォンを持ってきている方もかなり目立ちます。
そんな皆さんにとって、インターネットが利用できる事、あらゆる情報を得ることが可能であることは、どんなに力づよいことでしょう。
一方で、普段PCやインターネットを利用することが無い方も大勢いらっしゃいます。今回のような震災時には「情報」こそが安全の確保、不安の解消に必要なものとなります。
情報とは、意思決定のために必要なもの。
そんな情報を、「インターネットで何でも調べる」事が我々のミッションでることは前回の記事でも述べたとおりです。
震災以来、わずかな手がかりだけを頼りに、消息不明の親族を代わりに探して差し上げることで、深々と感謝をされるのも、明日からの暮らしの不安を解消するための情報をご提供することで感謝されるのも、インターネットのインフラがあってこそのものです。
昼間は元気に外で遊ぶ子供たち、生徒、学生にとって、寝る前のひとときはゲームを通じてのコミュニケーションの場。
当コーナーはNTTさんにより、無線LAN接続も用意されていますので、Nintendo DSやPSPを持った子供たちは、ネットでつながった状態で、ゲームを通じて他校の子供たちとの交流ができ仲良くなれています。
それらゲームの攻略法をPCで調べたり、手順をYouTube動画で確認したりと、子供たちは何のサポートも必要とせずに問題なく利用しています。
子供たちがこのようにまとまって遊んでいてくれているおかげで、親御さんたちもじっくりと、夫婦で今後のことを話し合ったり、精神的にも肉体的にも披露が蓄積した体を、休めることができているのかも知れません。
一方、埼玉県の高校に編入することになった高校生たちは、必死になって高校の情報を探しています。
偏差値情報など、学生時代に塾の講師として進路指導も行なった経験が、久々に蘇りました。
さて、3/31までが利用期限である、こちらさいたまアリーナ一時避難所。
4/1の新年度から新たな生活を迎える避難者の皆さんは、ひとまずは安全が確保できている状態です。
しかし、地元に戻るか、故郷から離れた首都圏にとどまるか、もっと遠くへ行くか、という、人生の中でも最大とも言えるような、大きな決断を迫られています。
ところが、将来への不安をかかえながらも、立ち上がり、顔を上げて、明日に向って歩き始めようとしています。
阪神淡路大震災が起きた1995年はちょうどインターネットの黎明期。
あれから16年経った今、すでに「情報化」という言葉が使われなくなり、インフラが整備されたことで、仕事も日常生活も、高度な情報環境の中にあるわけです。
そんな環境インフラを、今回の震災からの復興に、いかに役立てていくか。。。
今回、一時避難所という、現場の最前線でのボランティア活動に飛び込んだわけですが、ここを起点として、復興にあたって、情報環境をいかに活用していくか。。。
それが今回、この場所で情報ボランティアを行なった我々にとっての、テーマとなるのではないかと思います。
そんな中で、今回のNTTの迅速な対応、技術力、高度なサポート力を改めて目の当たりにして、、、さらには下記のような報道資料を見ると、日本の情報インフラ、情報環境のインフラの復興を支えるのは、やっぱりNTTなんだな!と、再認識し、大いに実感している所です。
避難所への無料インターネット接続コーナーの設置について(NTT東日本、報道発表資料 3/25発)
*<追記>その後の東日本大震災 情報環境ボランティアに関する記事は、http://gambappe.net/ に継続して掲載いたしております。
















