楽譜といえば五線譜が主流となっておりますが、ギター弾き向けには6本の線からなる「ギター譜」という譜面があります。
Ubuntuでは、このギター譜を作成したり、既製の譜面データを読み込んで、PC上でMIDI音源によって演奏させることができる「TuxGuitar」というアプリケーションが利用できます。
インストールは、「アプリケーション」>「Ubuntuソフトウェアセンター」で同名で検索して導入を。
Ubuntuでは、MIDI音源も搭載しているので、このアプリケーション単体で音を鳴らせることができてしまいます。
このギター譜データは、コンピュータでギターを楽しむユーザによって作成されたデータが、数多く公開されており、中でも有名なのが「http://www.ultimate-guitar.com/」。膨大なギター譜データが集積され無料でダウンロードできます。
曲名、バンド名などで検索しダウンロードします。
オススメなのが「guitar pro」形式のデータ。ギターだけではなくドラムやその他の楽器による伴奏のデータも含まれており、ギターの練習にうってつけ。音階を変更しての再生も可能ですし、再生速度を遅くして、ゆっくりと確実に弾く練習もできます。
TuxBuitarでは、「.gp3」や「.gp5」などの拡張子による「Guitar Pro形式」(最後の数字はアプリのバージョン名)のファイルを読み込んで再生させることができます。

ミキサーにより楽器ごとに音量調整をしたり、ミュートを行うことでカラオケ的に再生させて練習することも可能となります。
有名な曲であれば、YouTubeで「Guitar lesson」に続けて曲名を入れて検索すれば動画によるレッスンの動画で確認することもできます。
www.ultimate-guitar.comでは、iPhone用のアプリも公開しています。(350円)

iPhone上でバンド名や曲名で検索を。
ギター譜とコードを参照できます。
また右上にある「AUTO SCROLL」の星型マークをタップすると、自動的にスクロールされます。
コード譜画面では、歌詞と共にコードが表示され、コード部分をタップすれば、コードの押さえ方を参照することができます。
このアプリ、iPadの大きな画面で参照できれば譜面をプリントアウトする必要がなくなることでしょう。対応が待ち遠しいです。
さて、iPhoneのアプリにはGuitar関連のものが充実していますが、特に私がはまっているのが「iShred」というアプリ。
演奏した曲を録音した楽曲を、WavやMIDIデータに変換して、Ubuntuパソコンから「http://192.168.1.x:2112」でiPhoneにアクセスすることで、録音したデータを保存しておいたり、パソコン側で再生することができます。
WavデータであればUbuntu側でOpenShotなどで動画のBGMとして編集に利用することも可能です。MIDIデータであればRoseGardenでギターパートによりリアルなサウンドとして取り込んで編集も可能となるわけですね。UbuntuとiPhone/iPadとの連携で音楽を楽しむシーンがさらに広がるわけです。
さて、ギター譜に話を戻すと、先程も出てきたように、「Guitar Pro」は、PCでギターを楽しむソフトウェアの世界的なデファクトスタンダードとなっています。バージョン6となり、装いも新たに登場した「Guitar Pro6」が株式会社イーフロンティアからリリースされています。
実は、今回のバージョン6から、サポート対象外ながらも、対応OSとしてLinuxが加わり、購入したアプリケーションのインストールディスクの中に、「.deb」版が同梱されており、Ubuntuで動くのであります!
さすがに、定評ある市販のアプリケーションだけあって、譜面作成、表示機能はもちろん、ギターアンプやエフェクト、イコライザーなどの機能が充実しており、よりリアルで迫力あるギターサウンドを楽しめます。
ギターを弾けない人でも、ネットからギター譜をダウンロードして、アンプやエフェクターを調整しながら再生するだけでも充分に満喫できることでしょう。
ギター初心者は耳コピーだけではなく、譜面を参照することで、上達が早まることでしょう。
上級者は、世界中のギタリストが作成したギター譜を元にセッションができてしまいます。
まさに初心者から上級者までが満足できるアプリケーションと言えるでしょう。
詳細については、ASCII.jpに寄稿させていただきました。ご興味がある方は、ぜひ、ご参照ください。
初心者から上級者まで、ギターリストを満足させる!
Ubuntuでも動作するGuitar Pro 6の使い勝手を検証
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