
Ubuntuが入っているディスクに後からデュアルブートでWindowsをインストールすると、GRUBが書き換えられてしまいUbuntuが通常通り起動できなくなります。それ以外にもふとしたミスで、思いがけずGRUBが壊れてしまうことがあり、そんな時には、上記のようなプロンプトが表示されます。
このプロンプトにコマンドを入力していくことで修復していくことが可能なのですが、その手順はかなり面倒。技術者はともかく、一般ユーザにとってはコマンドでの修復は大変なことでしょう。
そんな時にオススメなのが「Super Grub Disk」。
■Super Grub DiskのダウンロードとCD-Rへの焼き込み
Ubuntu9.10以降で標準となった「GRUB2」に対応したアップデート版(1.98s1)がこの6月にリリースされています。
公式ページ:http://www.supergrubdisk.org/ からたどって、ダウンロードページへ。

http://developer.berlios.de/project/showfiles.php?group_id=10921
サイズはフロッピーにも収まる約1.4MB。
CD-Rに焼くのはもったいないサイズですが転ばぬ先の杖としてぜひ用意しておきたいツールです。
CD-Rに焼くにはUbuntuに標準の「アプリケーション」>「サウンドとビデオ」から起動できる「Braseroディスク作成ツール」を用いれば簡単。

ダウンロードしてきた「super_grub_disk_hybrid-xxxxxxxx.iso」をダブルクリックしても上記のようにBraseroが起動するので、空のディスクを入れて「書き込む」ボタンをクリックすればOK!
■光学ドライブが無い場合にはUSBメモリで
ネットブックなど、光学ドライブを搭載していない機種の場合、「UNetbootin」を用いれば、ブータブルなUSBメモリを作成できます。
Windows版もありますが、Ubuntuの場合、下記PPAページから、バージョンにあったリポジトリのソフトウェアソースを追加登録した上で、Synapticパッケージマネージャから導入します。
インストール後は「アプリケーション」>「システムツール」から起動

USBメモリを挿入した状態で、「Diskimage」のところで「ISO」を選び、ダウンロードしたさきほどのisoファイルを読み込みます。
一番下の「Type:」で「USBドライブ」を選択し、インストール先を間違えないようにして「Drive:」を選択して「OK」をクリックします。
■Super Grub Diskからの起動
Super Grub DiskによるCD-R/USBメモリから起動させると、GRUBメニューが表示されるので、一番上の「Detect any OS」を選ぶことで「どれかOSを認識」させます。
次に、起動可能なOS/カーネルの一覧が表示されるので、一覧から選択を。
実は、このマシンはUbuntu10.04とLinux Mint9とのデュアルブートなのですが、ディストリビューション名が表示されず分かりにくくなっています。
何度か起動しなおす必要があるかも知れません。
GRUB2さえ通過すればあとは通常通り起動できます。
■GRUB2の修復作業
GRUB2を修復すべきカーネルで起動し、デスクトップに/ログインしたら、「アプリケーション」>「アクセサリ」>「端末」を開いて次のようにコマンドを入力することで、起動ドライブにGRUB2を再インストールします。
- sudo grub-install /dev/sda
ディスクが一つだけであり、ディスクがSATAやUSBドライブであれば「sda」でいいのですが、IDEドライブの場合、この部分は「hda」となります。
複数ディスクがあってどのドライブを修復すべきなのかを確認したい場合には、次のコマンドで。最後の「-l」は”エル”です。
- sudo fdisk -l
16GBのUSBメモリにインストールしたUbuntuを修復したい場合には、この例の場合「sdh」となります。
上記のGRBU2の再インストールが終わったら、必ず行わなければならないのが次のコマンド。
これによって、はじめて設定が反映されますので、お忘れなきよう!
- sudo update-grub
以上により、無事起動できるようになることでしょう。Good Luck!!
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