
その昔、会社のサーバがこの時期になると何故だか不調になったものでした。
データセンターに移行して、厳重な管理をするようになって、このような不具合も減ったようですが、通常のオフィスに設置/稼働している部門サーバなどの場合、気温湿度の上昇によるハードウェアへの影響も少なからずあることでしょう。
冷房などの影響で電圧が不安的になることもあるのかも知れません。
一昨日、2コアを4コアとして認識させ、クロックアップもしているAMD Phenome II X2ベースの実験機が突如シャットダウンするようになり、BIOSを観てみたらCPUの温度が98C。
BIOSの設定で、一定温度以上になると強制的にシャットダウンする設定にしているため、グリースを塗り直し、ファンを新しいものに取り替えて、設定も元通りに。50C前後で動くようになりましたが、油断は禁物です。
そういえば、昨年は梅雨明けの時期に、このようなトラブルに遭ってしまったのでありました。
・・・ということで、熱対策は充分に行なっておきたいものです。また、トラブルを未然に防ぐためにも、ハードウェアの監視ができるようにしておくといいですね。
Linuxでは、CPUの温度を調べるには「lm-sensors」でチェックが可能ですが、コマンドでの操作が必要。
常時監視するには、GNOMEパネル・アプレットが便利です。メインマシン同様に、この実験機にも早速仕込みました。
Ubuntuソフトウェアセンターで「sensors-applet」を検索して導入します。
インストール時に、ウィザードが出るので、そのまま「進む」でインストールを終了させます。
いったん、システムを再起動します。
パネルの空きスペース上で右クリックして、「パネルへ追加(A)…」を選択。

「Hardware Sensors Monitor」を選んで「追加(A)」をクリック。
すると、パネル上にアイコンと共に数値が現れます。
アプレット上で右クリックして「Preferences」を開き、「Sensors」タブで、表示させたい項目にチェックを入れます。
ハードディスク、CPU、GPU、マザーボードの温度が取得でき、CPUの電圧、ファンスピードなどを表示させることができます。
もう一本、「Computer Temperature Monitor」というGNOMEパネル・アプレットもあります。
Ubuntuソフトウェアセンターから「computertemp」で検索し、インストールします。
インストール後は、先程の「sensors-applet」と同様にしてパネルに追加します。
こちらはデフォルトではハードディスクの温度を監視するようになっています。

「Display」タブにある「Display mode:」で、「Graphic and Text」を選ぶことで、温度が常時表示されるようになります。
このアプレットの場合、「Log」で設定を行うことによって、温度の状況を定期的に取得しログファイルとして保存が可能です。
また、「Alarm」タブの設定で、一定の温度を超えたら、アラームを表示させることができます。また、コマンドを入力しておけば、システムを自動でシャットダウンさせたりも可能となります。

特に、ストレージの大容量化が進む昨今、ハードディスクはあくまでも「ナマモノ」として扱うべきもの。
CPUについては、前述のように、ほとんどのマシンでBIOSの設定で対応できますが、ハードディスクの温度の設定はあまり見かけませんので、大切なデータを失わないためにも、ハードディスクの温度管理も行なっておくことも、転ばぬ先の杖として役立つかも知れません。
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