「クラウド」という言葉が定着しつつある現在、便利なWebサービス/アプリがたくさんあって、嬉しい限りなのでありますが、サイトによっては同じIDを取得できなかったり、パスワードの規則がまちまちだったりして、不便この上ないわけです。数カ月ぶりに訪れた時には、どのIDだったか、どのパスワードだったかを覚えておらず、改めてアカウントを取得しちゃったりして。。。
会社のPC、自宅のPC、ノートPCにネットブック、、、どのパソコンでも、Webサービス/アプリであれば同じ環境で作業ができて、とても便利なのでありますが、安易にパスワードをメモしておくわけにもいかず、EvernoteとかGoogle Docsのページに保管しておくのも気分的に落ち着かない。
そんな時に便利なのが「KeePassX」とDropboxの組み合わせ。
「KeePassX」は鍵の保管庫のようなもの。難しいことは全くなし!
たった一つのパスワードさえ覚えておけば、この保管庫を開けられて、必要に応じてこの中にあるIDとパスワードを確認でき、各サービスにアクセスできるわけです。
Windows版、Mac版の他、多くのLinuxディストリビューションにも対応しているのも安心です。
Ubuntu版のインストールは、「アプリケーション」>「Ubuntuソフトウェアセンター」から、「KeePassX」で検索して導入を。
インストール後は「アプリケーション」>「アクセサリ」から起動できます。
起動後、最初に「ファイル」>「新規データベース」を選びます。
まず最初に「マスターキー」の設定を求められるので、絶対に忘れないパスワードを登録します。
これで「鍵の保管庫」が出来ました。
デフォルトでは、「Internet」と「eMail」という2つのグループが用意されます。
この他、必要に応じて、好きなグループを追加作成できます。
まずは、いずれかのグループを選択した状態で、「エントリー」>「新規エントリーの追加」を選び、サービスごとのID & パスワードを保管していきます。
各サービスへのアクセスに必要な項目を保管しておきます。
この要領で、必要に応じて各種ID&パスワードを保管していきます。
保管作業が終わったら、必ずDBの保管をしておきます。「.kdb」という拡張子でファイルが保管されるのですが、このファイルをDropboxの中に保管しておくことで、他のマシンでも共用で「保管庫」を用いることができるようになります。
Dropboxのパスワードが万一漏れてしまった時に備えて、「ツール」>「設定」を開き、「一般(1)」にある「起動時にロックする」にチェックを入れておくといいでしょう。
これにより、この「保管庫」を開けるためには、パスワードの入力が必要となるわけです。
また、この鍵さえ覚えておけば、あらゆるID&パスワードは覚える必要はなく、KeePassX内で確認ができるわけです。
Windows版は、「KeePass」という名称で、「http://keepass.info/download.html」から入手が可能です。
この時、現時点では、Ubuntuと同じ「1.xx」の方を入れるようにします。2.xxは互換性がありませんので注意が必要です。
Dropboxで同期された「xxxxx.kdb」ファイルをダブルクリックすると、マスター・パスワードを求められます。
正しく入力されれば、「保管庫」の中を参照することができます。
Fedoraの場合、「システム」>「管理」>「ソフトウェアの追加/削除」からダウンロード&インストールが可能です。
こちらもDropbox経由で、同期した「xxxxx.kdb」を開くことができます。
パスワードを覚えていないサイトにアクセスする際には、アクセスしたいサービスを一覧から選び、画面のようにアイコンをクリックすることで、そのサービスのパスワードがクリップボードにコピーされます。ログイン画面で「Ctrl + v」でパスワード入力画面にはりつければ、パスワードがペーストされます。
以上で、安心して(?)IDもパスワードも忘れてしまうことができ、どのPCからも同じようにクラウドサービスを用いることができるようになります。
まぁ、ネットバンキングなど、クリティカルなものは止めておいた方がいいでしょうね。
OpenIDが浸透すれば、こんな手間は必要なくなるのでしょうが。。。
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