レポート: iPadとUbuntuを接続してみた。

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この動画は、Ubuntu10.04上で、iPhoneのアプリの管理を行うデモ。

Linux環境でiPhone/iPadのフルコントロールを目指しているライブラリである「libimobiledevice」を開発しているプロジェクトがすでに開発済みの「SBManager」というソフトウェアです。
SBは、iPhoneやiPadのデスクトップに相当する「Spring Board」の略。すなわちiPhone/iPadのデスクトップ・アプリケーションの管理を行うアプリです。
現在の開発状況や、プロジェクトの詳細、さらには、「UbuntuとiPhoneを連携して使う」方法については、Ubuntu Magazine Japan vol.4の中で詳細をご紹介しています。ぜひご覧いただければと思います。

さて、この「libimobiledevice」、現時点での最新版となる「1.0.1-1」に対して、Ubuntu 10.04に搭載しているバージョンは「0.9.7」。

バージョン1.0.0以降では、すでに、ここまで可能となっているわけです。
今後、このアプリケーションがパッケージ化され、リリースされる事が大いに期待されます。

さてさて、日本での発売が延期となり、残念なことにUbuntu Magazine Japan vol.4では書くことができなかったiPadとUbuntuとの連携について、何回かに分けて、フォローとしてレポートしていきたいと思います。

現状では、iPad購入後、最初に一度はMacかWindowsのiTunesで初期設定を行うことが必要です。
(上記プロジェクトでは、近い将来に、この手順も不要となることを目指しているようです。)

Ubuntuパソコンに、USBケーブルでiPadをつなぐと、iPhone同様に、デスクトップにアイコンが現れ、F-Spot, Rhthmboxで写真/画像、音楽を開くかどうか聞かれます。
001iPad

F-Spotでの画像の転送は問題なく行えます。
002iPad_Fspot

Rhythmboxでは、iPad内の楽曲が一覧表示されて、直接再生できます。
003iPad-Rhythmbox
しかし、今のところは、UbuntuからiPadへの楽曲の転送は行えるようにみえて、実は無視されます。(^_^;;;

アイコンをダブルクリックすれば、iPhone同様、中身が参照できます。
004iPad_Directory

ディレクトリ構造はiPhoneとほとんど同じなようです。

005iPad-Music

Musicディレクトリの配下にある楽曲データは、マウスを乗せるだけで試聴できますし、ダブルクリックして直接再生することもできます。

006iPad-Photo
iPadにはカメラが内蔵していないのですが、スクリーンキャプチャした画像は、デジカメ同様「DCIM」フォルダに。
取り込んだ写真のアルバムは、「Photos」フォルダの配下に置かれます。

007PodCast
「Podcasts」フォルダにも直接アクセスしてコンテンツの再生が可能です。

さてさて、iPhoneの場合には、gtkpodで楽曲、ビデオ、画像の転送が可能であることはすでに書いた通りですが、最後の手順の「変更を保存」で失敗します。

実は、iPadを買ってすぐにレポートしたかったのですが、これがうまく行かず、ライブラリをソースからコンパイルして、あれやこれやと試してみるのに丸一日以上を消費してしまい(^_^;;;レポートするのが、今頃になってしまった次第です。m(_ _)m
008gtkpod-Error
いずれにせよ、優秀なプログラマの皆さんが、この問題への対応に向けて邁進しております。もうしばらく待てば、この問題も解決するでしょう。

ところで、先日リリースとなったFedora 13では、Ubuntuよりも先行しており、インストールしたてでは「libimobiledevice」のバージョンが1.0.0。
この状態であれば、アイコンまでがiPhoneを再現したものが現れるのであhありますが、システムアップデートにより、現時点での最新版となる「1.0.1-1」となると、マウントされなくなってしまいます。残念!!
009Fedora-libimobiledevice1011

以上、iPadとUbuntuとの連携は、iPhoneとの連携のレベルまでには至っていませんが、前述のように、これも時間の問題でしょう。

この「libimobiledevice」プロジェクト、iPhone OS 4.0への対応も明言していますので、期待が持てます。

いずれにしても、iPhone/iPadファンとしては、彼らの動向に今後も目が離せませんよ〜!

まぁ、直接シンクできなくても、方法はいくつもあるわけで。
特に、クラウド経由であれば簡単ですよね。特に、Dropbox, Evernote, Vox.netのiPadアプリが秀逸です。これとUbuntuとで連携ができますし、WebDavやAvahi, sshなどを用いたiPhone/iPadアプリで簡単にコンテンツの転送もできます。

当面は、そこらへんを、レポートしていければと思っています。

iPadと一緒に使っても Viva! Ubuntu!!

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