狭い画面を有効利用できるNetbook向けデスクトップ5種類。メタパッケージで簡単導入。

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Lubuntu化」のエントリで書いた通り、Ubuntuには便利な「メタパッケージ」があり、本来であれば、数多くのパッケージをインストールしなければならないところを、パッケージ名を一つだけ指定するだけでまとめて導入してくれる便利な仕組みを利用できます。今回ご紹介するのは、Netbookの狭いデスクトップ画面を有効に使用できるメタパッケージです。

ふつうのUbuntuをインストールした後で、Netbook版を利用したいと思った時、わざわざインストールし直す必要はありません。

Lubuntu化の手順と同じように、「メタパッケージ」を追加すればOK。

ログイン画面でアカウント名を選択すると、画面下部に「言語、キーボード、セッション」の選択パネルが現れます。
「セッション(S):」の一覧からデスクトップ環境を選んでログインすることでNetbook版と同じ環境で利用できます。

(1)Ubuntu Netbook Edition

まずは「ubuntu-netbook」というメタパッケージで導入できるのが、「Ubuntu Netbook Edition」。

約20MB程の追加容量で利用できます。
「Lubuntu」同様に、ログイン時に、「セッション」を選択すると、「Ubuntu Netbook Edition」と、「Ubuntu Netbook Edition 2D」の2つがリストに追加されます。

こちらが、通常版となる「Ubuntu Netbook Edition」。従来は、何でもかんでもフル画面表示されてしまい、とても使いづらいものだったのですが、かなり改善されて使いやすくなっています。
001NetbookRemix

グラフィックスが非力なネットブックでは、「Ubuntu Netbook Edition 2D」を選んでログインして、試してみるといいでしょう。
002NetbookRemix2D

インストールは、Ubuntuソフトウェアセンターまたは、Synapticパッケージマネージャで、「ubuntu-netbook」と検索して導入します。
003UMEinstall

(2)Lubuntu Netbook

こちらは「lubuntu-desktop」を導入すると、もれなく付いてくる「Lubuntu Netbook」
004LubuntuNetbook
導入済みのアプリケーションのアイコンがデスクトップに表示されて、アプリケーションの利用が簡単です。

(3)Kubuntu Netbook

KDEにもネットブック版があります。「kubuntu-netbook」で導入します。
005KDEnetbook

こちらは、KDEがまるごと入りますので、181MBを追加ダウンロード、662MBを追加消費しますのでご注意を。
006KDEnetbookInstall
ルック&フィールは、かなり洗練されており、私的にはとても気に入っています。

「kde-l10n-ja」を入れることで、メニューなどが日本語化されますので、追加するといいでしょう。
007KDEl10n

(4)Moblin

ノキアのMaemoと統合し、新たに「MeeGo」へと進化した、Moblinのデスクトップを体験として利用することもできます。
008Moblin

moblin-session」を導入します。追加容量は13.5MB。私のAspire Oneではまともには動きませんが。。。(^_^;; あくまでも体験的なものですので。
009MoblinSession

(4)Unity

こちらが話題の「Unity」。「Speedy boot」のように第二のOSとして、ネットブックでも7秒という高速起動を目指しているもの。
010Unity
秋にリリース予定の10.10に向けて開発中のものを、雰囲気だけいち早く体験できるようにしているものです。

体験利用するには、リポジトリの追加が必要です。
下記プロジェクトサイトでリポジトリ及び、公開鍵を追加します。
https://launchpad.net/~canonical-dx-team/+archive/une

011

ubuntu-netbook」に続けて、「unity」を追加すればOK! ログイン時の「セッション」から「Ubuntu Unity Netbook Edition」を選択してログインします。

012UnityInstall

タブレット向けのUbuntuが来年の1〜3月期に登場するというニュースが出ていますが、これは英ARM社、フリースケール社が中心となり、共同でLinux向けソフトを開発する企業を設立という動きともリンクするものかと。

ところで、iPadに搭載されているA4プロセッサはARMアーキテクチャによりライセンスされているもの。

iPadが切り開く、「マルチタッチ」ベースの、新たな情報端末のスタイルが発売1年後の今頃にはかなり定着することでしょう。

話題のタブレット、スレート情報端末のCPU/GPUの主役の座を狙うARM陣営にとっては、来年、2011年こそが、勝負の年。

Android, Google Chrome OSなどと共にタブレットまたはスレートと呼ばれる端末がいくつかの選択肢として登場していく中で、このタブレット向けのUbuntuがどのような位置づけになっていくのでしょうね?

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