今では信じられないことですが、その昔、社内にニュース・クリッピングを専用にしている部署がありました。
彼らは早朝に時差出勤。中央紙や業界紙、専門紙に目を通し、切り抜きしたものを編集長まがいのマネージャが採否を決定し、午前中のうちにコピー、丁合を済ませグループ企業各社に配布・・・。
当然、著作権的にグレーなわけで、コンプライアンス上・・・というよりも、経費節減ということでその部署は消えていったのであります。
その後は、クリッピング・サービスを行っている企業にアウトソースし、FAXで情報を受け取り、社内で配布/回覧を行っていました。
今となっては信じがたいほどの、おびただしい数量の紙を消費していたわけですが、そこまでのコストと手間をかけても、企業としては「情報」というものを重要視していたわけです。
実際、午後の外出時、帰宅時の読み物として、業務上の情報源としてはとても貴重なものでありました。
私が元々新聞を読まない大きな理由は、このクリッピングがあったからかも知れません。
■「情報整理」からの解放。検索すればOK!
これほどまで手間のかかっていた事が、RSSリーダーやGoogle アラートなどのネット・サービスによって、即座に、しかもコスト無しで受け取れてしまうわけです。
会社を辞めてフリーランスとなり、全てを自分で行わなければならない身にとってはとてもありがたいものです。・・・というか、これほどまでのIT、ネットワーク、クラウド・サービスが発達していなければ、私はフリーにはなる事はできませんでした。
さて、iPhone、Android携帯でのGoogle Readerでは、ちょっとした空いている時間で記事を購読したり、見出しだけを見ていってあとでじっくり読みたい記事をマークするという使い方になりますが、Ubuntuデスクトップ/ネットブックであれば、さらに利用範囲は広がります。
Google Readerの大きな特長は、Googleらしい検索機能でしょう。
購読中の記事の中から検索ひとつで目的の記事を探し出せるのがとても便利。
メールもそうですが、RSSリーダーも未読が多くなると、変なプレッシャーを受けてしまうものですよね。
しかし、発想を変えると、全部読む必要は無いワケで、自分が求めている分野の絞り込んだ情報が自動的にプール/蓄積されていくワケで、それらの中から、必要な時に検索し抽出すればいい・・・となります。
やはり、この検索の速さと結果表示がとても便利で、「スター」へのマーク、「共有」を併用することで、重要な情報に迅速に手間無くアクセスできるというのがGoogle Readerを使ってしまう理由です。
「情報の整理」という手間のかかる作業から解放され、もはや情報は整理などする必要はなく、検索をすればいいワケです。
■メモ機能(クリッピング)はFirefoxアドオンの「Shareholic」を使うと便利
特に気になる記事にコメントをつけて記録しておきたい場合、「Shareholic」というFirefoxのアドオンを使うと便利!
このアドオン、多くの著名なソーシャル・サービスに対応している中で、Google Readerにも対応しています。
お気に入りのサイトにであったら、緑のShareholicアイコンをクリックし、「Google Reader」を選ぶだけ。
メモを添付して保存したクリップの一覧は、左サイドメニューにある「メモ」で表示されます。
アイテムが増えてしまっても大丈夫。検索すればすぐに見つかります。
そう言えば、最近、Evernote使わなくなってしまったなぁ・・・
■未読フィード数、記事に即座にアクセスできる「Google Reader Watcher」
「Google Reader Watcher」はGoogle Readerへのアクセスを簡単にするアドオン。インストールするとFirefoxのステータスバーにアイコンが表示され、右クリックし「設定」でアカウントなどを設定すると、未読数が表示され、右クリックでフィードの一覧からダイレクトにGoogleリーダーにアクセスできます。地味ながらもとても便利なアドオンです。

■購読傾向を「トレンド」で分析
左ペインのメニュー一覧から「トレンド」を選ぶと、過去の購読のトレンドが数値、グラフで参照できます。

「購読トレンド」では、既読率が高いものが、自分の好みのサイトとなるわけですね。
「登録フィードのトレンド」では、サイトの更新頻度をチェックできます。
■Google Readerを雑誌のようなレイアウトで表示する「Feedly」
Firefox対応のアドオン「Feedly」を導入すると、メニューバーに黄緑のアイコンが出現。設定画面でGoogleのアカウントを入力後、このアイコンをクリックすると、Google リーダーの記事が雑誌のようなレイアウトで表示されます。

記事を表示すると、ソーシャルサービスのアイコンが表示され、TwitterやTumblrなどでの投稿、deliciousでの共有が簡単に行えます。
さらには「Google アラート」にキーワードを登録しておけば、関連する記事をメールで送ってくれるようになり、併用すればさらに便利ですね。
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