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以前引き合いに出した事がある今年1月11日付けのNew Yorkタイムズ紙の記事。
タイトルは「A Software Populist Who Doesn’t Do Windows 」

この中で、Google社員約2万名の約半数以上がUbuntuをカスタマイズしたバージョンを使用しており、親しみを込めて“Goobuntu”と呼んでいるということが書かれています。

実は私が以前勤めていた会社の技術者がスピンナウトして会社を設立し、その会社がGoogleに買収されたのですが、その彼によれば、Goobuntuは、Ubuntu 6.06LTSがベースになっているとの事でした。

実際、Andoroidの開発関連のドキュメントを見ていると、開発環境などでUbuntu 6.06をベースとしている旨の記述を所々で目にします。

ところで、6.06LTSデスクトップ版はこの6月いっぱいでEOL=サポート終了となったワケでして、どのバージョンにアップデートすることになったのかは興味深いものであります。

さてさて、1万人を越えるUbuntuユーザを擁することになるGoogleは、恐らく世界最大のUbuntu導入企業となるのでありましょう。
その企業がデスクトップOSとして「Chrome OS」をリリースする予定である事を発表し、大きな話題となっています。

私がUbuntuを使い始めたのが2007年の年明け。6.10の頃です。
その当時、”Goobuntu”の噂でもちきりでした。
GoogleがUbuntuをベースとしてオリジナルのOSを出すのではないかと。

しかし、振り返ってみると、社内でUbuntu 6.06LTSを使い始めてしばらく経った頃に、それが話題となり、オリジナルOSの話に一気に発展してしまったワケですね。
結局、”Goobuntu”は社内利用のOSに過ぎなかったわけです

そういえば、こんな記事がありました。2006/02/13の記事です。
「GoogleがOSに進出? 人気Linuxディストリビューションとの関係」

この記事中でも、”Goobuntu”は社内利用のOSに過ぎないと言及しておりました。

それからほどなくして携帯電話のオープンソースによるOSとして「Android」が発表となり、大きな話題となりました。実際の搭載機が発売となったのが昨年秋。そしてようやくこの7/10に日本でもNTTドコモからAndroid搭載機種のリリースに漕ぎ着けたわけです。

4月-6月期の決算発表を前にして、ブログでの発信という形での話題提供となった今回の「Google Chrome OS」。
決算発表直後には、プレス向けのテレカンファレンスが行われて、それが各メディアでの記事として、さらに大きく取り上げられる事になることでしょう。Googleとしての公式コメントがどのようなものになるのか、とても楽しみです。

Ubuntu 9.10(Karmic Koala)では、Androidを直接実行できる環境を搭載することが計画として上がっており、実装に向けてのプロジェクトはかなり具体的に進んでいるようです

プロジェクトWiki:https://wiki.ubuntu.com/Specs/AndroidExecutionEnvironment

さて、こうなってくると、気が早いもので、その次の「Google Chrome OS」に至るまで、想いを馳せてしまいます。

Google Chrome OSがリリースされるのが2010年の後半。Ubuntuで言えばバージョンが10.10のあたり。
3.9Gのサービスが始まって、モバイルWiMAXが本格化し、家でも会社でも外出先でも同じような速度でネットワークにつながる環境が本格化を迎える頃。

「Ubuntuの中でGoogle Chrome OSが動く」にせよ、「Google Chrome OSの上でUbuntuが動く」にせよ、どっちにしても、面白い事になりそうだなぁ・・・と。。。
その面白さは、Ubuntu9.10にAndoroidの実行環境が搭載されるようになることで、具体的なものとして予感できるようになるのではないか?・・・などと、思ってみたりしています。

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