10年以上前、米国への出張時には、本社オフィスの共用マシンを一時的に借りて、東京のオフィスの自分のUnixのグラフィックス・ワークステーションであるSiliconGraphics 02にリモートログインして、打ち合わせに必要な書類を取り出したり、メールをチェックしたり、レポートを「/var/www」の配下に格納して、社員に公開したりしていたものです。
その際に用いたのは、「telnet」や「rlogin」。
キャラクターベースでの操作はtelnetで、「rlogin -X」で自分のマシンにログインすると、リモートでアプリケーションを起動でき、GUIによる操作ができてとても重宝したものです。専用線とはいえ、当時のネットワークの帯域は狭く、快適とまでは言えませんでしたが、充分に実用として機能していました。
しかし、これらのプロトコルにはセキュリティの面で問題があるということで、たとえ社内ネットワークでも、セキュアな通信に対応したsshプロトコルを用いるようになりました。
さて、UbuntuなどのLinuxやWindows、そしてiPhoneに至るまでの異機種混在環境の中で、他機種をリモートで操作する方法をいろいろと書いてきましたが、MIZUNOさんによる、「リモート操作をするなら SSH で」というサジェスチョンが、一番シンプルで、効率よい方法かも知れません。
2年前に書いた記事の改訂版として、第一回目は『WindowsからUbuntuマシンのアプリを操作する』、第二回目は、『Linux機同士で他機のアプリを操作する』方法をまとめ直していきたいと思います。
(1)Windows側での準備
Windows側には、Xmingの公式サイトから、「Xming」と、「Xming-fonts」をダウンロードしインストールします。
「Releases」の上側の表組み部分は開発中のものなので、下側の表組み部分からダウンロードします。
■Xming公式サイトURL

「Normal PuTTY Link SSH client」にチェックが入っている事を確認します。

「Launch Xming」にチェックが入っている状態で、「Finish」をクリック。
これによりXサーバが起動し、Xmingのアイコンが常駐アプリとしてバーの中に現れます。
「全てのプログラム」>「Xming」>「XLaunch」を起動します。
(2)XLaunchの設定
まずは「Multiple windows」を選んでみます。
「Display number」は、初期は「0」になっています。
接続がうまく行かないトラブルのほとんどは、この番号が他のプロセスと重複してしまっていることにあります。
この番号を変更することにより、つながることが多いので、この場所を覚えておいてください。
「Start a program」を選ぶことで、サーバ側のアプリケーションを起動し、操作できるようになります。
「Using PuTTY」を選び、接続先のマシン名 or IPアドレスを入力し、そのマシンへのログイン名、パスワードを入力します。
そのまま「次へ」をクリックします。
「Save configration」をクリックして、設定を保存します。デスクトップにアイコンを作成しておくと便利でしょう。
「完了」をクリックすると、リモート端末が起動します。
(3)リモートマシンのアプリケーションを操作
リモート端末には、「ログイン名@サーバ名」とプロンプトが表示され、サーバに接続中であることを表しています。ここで、アプリケーションの起動コマンドを入力してEnterすると、Windowsのデスクトップ上に、接続先のマシンのアプリケーションが現れます。
Synapticパッケージマネージャのように管理者権限が必要なものは、「sudo」を付けて、パスワードを入力して起動させます。
(4)UbuntuのデスクトップにWindowsからリモートログイン
さて、Xmingを用いればWindowsからUbuntuのデスクトップのフル画面を操作することも可能です。
「Display settings」では、「One window」を選びます。

「Session type」は、「open session via XDMCP」を選びます。
*この方式でリモート接続する場合、接続先のUbuntu機はログアウト状態で待機させておく必要があります。
■参考にさせていただいた記事:May the Source be with you
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[...] 前回のWindows機からUbuntu機のアプリケーションをリモート操作する方法に続いて、今回はUbuntu機同士での方法です。 [...]
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