(1)HD対応ビデオカメラからUbuntuマシンへ動画を取り込む
家庭用ビデオカメラでハイビジョン対応のものは、撮影した動画をH264形式によるAVCHDフォーマットによって圧縮し記録しています。
まずは、ビデオカメラをUSBケーブルなどでUbuntu機と接続します。
私が所有するCanon iVIS HG10の場合には、メニューから「パソコンと接続」を選択します。
Ubuntu機がビデオカメラを認識すると、「/media」ディレクトリ以下に、「/media/CANON_HDD」のように自動でマウントされます。
続いて、「/AVCHD」-「/BDMV」-「/STREAM」とたどっていくと、「MTS」という拡張子が付いた、撮影済みの動画が現れます。
これをローカルのハードディスクへコピーすることで、バックアップが行え、編集に使えます。
動画ファイルをダブルクリックすれば、「動画プレイヤー」で再生ができます。
SDカードなどのメディアに収録された動画も、同様にローカルのハードディスクにコピーします。
(2)動画編集ソフト「Kdenlive」の導入
Ubuntuで利用できるオープンソースの動画編集ソフトは数々ありますが、このハイビジョン対応の形式の動画を編集できるアプリケーションとして「Kdenlive」があります。
このソフトは、「アプリケーション」>「追加と削除…」からダウンロード&インストールできます。
最新版を入手したい場合、こちらの「Ubuntu packages」ページ経由でダウンロード&インストールすることも可能です。
(3)「Kdenlive」の起動、設定
Kdenliveの初回起動時にウィザードが現れます。この画面では、対応するコーデック、フォーマットを確認できます。
「Video Standard」画面では、標準となるビデオのサイズ/形式を選択します。
フルハイビジョン映像であれば、「HDV 1080 60i」などを選ぶといいでしょう。
「Additional Settings」では、プロジェクトを保存するフォルダなどの指定を行います。
(4)AVCHD形式の動画の編集
- 左上の「Thumbnail」欄に編集したい動画クリップをドラッグ&ドロップ。
- さらに、下部のタイムライン上に、クリップをドラッグ&ドロップして編集を行います。
- 最下部には、編集操作用のボタンがアイコンで用意されています。
- 中ほど右にある「Project Monitor」でリアルタイムに確認しながら編集を行っていきます。
トランジション・エフェクトや、音声に関する効果は、中ほど左にある「Effect List」で項目を選び指定していきます。
編集が終了したら、上部アイコンメニューの右にある「Render」ボタンを押してレンダリングを行います。
「Output file」で、保存場所とファイル名を指定します。
「Format」で、保存する動画の形式を指定します。
このように、Kdenliveは数多くのフォーマットに対応しているため、動画形式変換ツールとしても便利に使えます。
指定を終えたら、最後に「Render to File」をクリックすれば、レンダリングが開始されます。
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