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ローカルでのWebの稼動チェック/テスト環境、イントラネットのサーバを簡単に構築できる、XAMPP

“Linuxでサーバを構築”というと、ちょっと構えてしまうものです。特にCLI(コマンドラインインタフェース)による操作は一般のパソコンユーザにとってはハードルが高いものです。

そこで、本ブログで対象としている、ICT技術者ではない、一般のパソコンユーザが、サーバを導入したいと思った時に、その方法について検討していきたいと思います。

特に、企業における部門サーバ、SOHOや個人でサーバを運用する場合、専門の管理者/技術者がおらず、一般のユーザが自力で運用せざるを得ない場合、Windows 2003 ServerのようにGUIでの操作をおこなうことで、工数的にも、心理的にも、負担を減らしたいと思うことでしょう。

さて、第一回目は、XAMPPについて採り上げます。
WordPress、Xoops、MediaWiki・・・CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)や情報共有のためのWikiなど、イントラネット内でも情報の蓄積、整理、共有に便利なWebアプリケーション/サービスが多数あります。
これらはLAMPと言われる、Linux, Apache, MySQL, PHP上で稼働します。

LinuxであるUbuntuに、WebサーバであるApache、データベースのMySQL、動的にWebページを生成するWebサーバの拡張機能となるPHPをまとめて簡単に導入できるのが「XAMPP」です。

ダウンロード

XAMPP for Linuxのホームページ

http://www.apachefriends.org/jp/xampp-linux.html

下記URLからXAMPP for Linux最新版をダウンロードします。

http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=61776&package_id=60248

インストール

パッケージは、「xampp-linux-x.x.x.tar.gz」というようなファイル名称で、tar.gz形式で圧縮されています。

  1. 端末から、「sudo nautilus」と入力。管理者権限でファイルブラウザを起動します。
  2. ダウンロードしたフォルダに移動します。
  3. ダウンロードした「xampp-linux-x.x.x.tar.gz」を右クリック。「ここに展開する」を選んで解凍します。
  4. 「lampp」という名称のフォルダが出来上がります。
  5. 展開後のlamppフォルダをまるごと「/opt」の直下に移動します。

起動

端末から、次のコマンドを入力してEnter。

sudo /opt/lampp/lampp start

画面に以下のような文字列が現れます。

画像:LamppStart.png

以上で起動されました。

テスト

確認するには、サーバ機上で、ブラウザを開き、次のように「localhost」またはIPアドレスを入力してアクセスします。

http://localhost

XAMPPのトップページが現れればOK。

このページに、各アプリケーションの動作状況、セキュリティの状況を確認できるページがあり、phpなどの設定も行えるようになっています。

なお、初期は、MySQLのrootにパスワードが設定されていないなど、セキュリティに関する対策がほとんど講じられていない状況ですので、いきなりインターネットでの本番環境で使うべきではありません。
必ず、このページでセキュリティについて設定をおこないましょう。

  • なお、次のコマンドで、いくつかのセキュリティホールをまとめて修正することができます。

sudo /opt/lampp/lampp security

  • レンタルサーバなどでは、会社によって動作/サポートするPHPのバージョンが異なる場合があるのですが、この環境のありがたい点は、PHPの4と5の使い分けができる点です。
  • PHP4に切り替えるコマンドは次のとおりです。

sudo /opt/lampp/lampp php4

  • PHP5に戻す場合は、以下のコマンド。

sudo /opt/lampp/lampp php5

  • どちらのバージョンで動作しているかを確認するには次のコマンドで。

sudo /opt/lampp/lampp phpstatus

その他の操作については、オンラインマニュアルが、ひとまとめになっており、とても役立ちます。

この環境の上で、以下のようなWikiや、ブログ、SNS、ポータルサイト、グループウェアなどを運用したり、Webアプリケーション/サービスの開発を行ったり、テストする環境を簡単に導入することができます。

■Wiki

■ブログ

■ポータルサイト

■SNS

■グループウェア

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