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Android2

Ubuntu 9.10のAndroid対応に期待が膨らむ!・・・の続報です。

ちょうど、5/27,28にサンフランシスコの展示会場モスコーン・センターでGoogle Developers Conferenceが開催されている真っ只中に、Ubuntuの支援企業である、Canonical社のMichael Frey氏が、自身のブログで、Ubuntu上でAndroidアプリケーションをHackingして動かすことに成功した事を公表しています。

これは、Ubuntu Netbook Remix(UNR)上でネイティブに動かしているものです。

iPhoneユーザであれば、容易に想像できると思いますが、たくさんのアプリケーションによって、小さな画面の中にもかかわらず、できることがかなり拡がります。

同様なアプリケーション環境がAndroidにも拡がりつつあるわけで、ネットブック向けのUNRはもとより、ネットブックよりもサイズが小さいMID(Mobile Internet Device)エディション上で、Android用のアプリケーションが動く・・・ということになれば、とても便利になることでしょう。アプリケーションによっては、デスクトップ版でも充分使えるかも知れません。

何よりも、Ubuntuの対応アプリケーションが大幅に拡がるという点で、大きなメリットとなるのではないでしょうか?

・・・で書いたような、ARM搭載のMIDが、来週のComputex in Taipeiで数多く展示されることになると思います。

もしかすると、ここで、何か発表があるかも?と、私は注目しているのですが。。。

・・・にも書いた通り、x86系のマシンでもAndroidを動かすことができるのではありますが、Androidは独自のlibcを使用しており、全てのバイナリがこれにリンクされている為に、Ubuntu上にすでにlibcがある場合に問題が生じるようです。この問題に対応するために,Michael Frey氏は独自にAndroidのコードをHackingしたそうです。

以上のように、Ubuntu上でAndroid用アプリを動かせるようにする事に関して、直接的な意味もあるのですが、もっと大きな意味があると私は思っています。

Android-LinuxKernel

AndroidはLinuxのカーネル2.6をベースとして構築されています。このカーネル部分はAndroid独自なものではなく、オープンソースとして公開されているもの、すなわちUbuntuのものと同等なものが用いられていることになります。

ディスプレイ、カメラ、メモリ、オーディオ、無線LAN、キー入力、USB制御、電源制御などの各種ドライバを用いる為です。

これにより、Android側から見れば、新たにドライバを追加した場合でも、Androidの各種コンポーネントに手を入れる必要がなく、ドライバを使うアプリケーション側と、提供するドライバ側が双方に独立して実装できる点でメリットとなります。

今後Andoid対応の周辺機器/部品が多数出てくることでしょう。これらは全てLinux対応のドライバとなるわけです。

従来、Linux対応のドライバは用意されていないか、開発が後回しとなる事が多く、利用をあきらめるという事が多いわけですが、Linux対応の周辺機器、デバイスが数多く増えていくことが期待されます。

オープンソースのエコシステムを劇的に進化させる出来事として、これからの動向に注目していきたいと思っています。

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