iPhoneを使うようになって、「NetNewsWire」というアプリを用いて、News GatorというオンラインRSSリーダー・サービスを利用することで、新聞を読む必要がほとんど無くなってしまいました。
必要な分野の情報だけを選り分けて提示してくれて、役立つ情報はクリッピングができる点がとても便利です。
数年前まで、会社内で、新聞の切り抜きをコピーして回覧していた専門部署があった事が幻に思えます。
・・・ま、そんな話はともかく、4月以降のIT関連のニュースをレビューしてみました。
未曾有の大不況と言われる真っ只中にいる現在、当然暗い話題はIT業界にも見られるわけで。
- 2009年の国内IT市場規模は6年ぶりに縮小へ–IDC Japan
- 2009年度のIT投資予算、中堅中小企業の約4割が「減少する」–IDC Japan調査
- 景気後退がITハードウェア市場を直撃、前年比11.0%減に
しかし、そんな不況の真っ只中にあって、元気な分野というのも存在しているわけです。
ランダムにピックアップしてみると。。。
- クライアント仮想化ソリューション市場、年平均33.9%増で成長
- 国内SaaSの市場規模は前年比19.2%増、今後も急速に拡大–IDC Japanが予測
- 国内データセンターサービス市場は堅調に拡大、2012年には1.2兆円規模へ
- ネットブック人気、2009年も好調を維持と予測–米調査
- 携帯電話各社が現行規格の通信速度を一気に増速へ、最大15倍に
- Googleの「Android」を採用した小型タブレットPCなどが登場へ
- Twitterの異常なまでの成長、まだ続いている
- GREE、会員数が1000万人を突破–3月の純増数は85万人
- Facebook,米国での月間ページビューが近く1000億に
- 国内ネット普及率75.3%、光回線世帯は4割に–総務省調べ
こうやってみてみると、仮想化、SaaSなど直接経費節減に結びつくようなソリューションが成長が予測され、いわゆるクラウド・コンピューティングやモバイルの分野の勢いが感じ取れます。
トヨタが戦後初の赤字を計上し、3大メガバンクが全社赤字。ややドサクサ紛れという感も否めませんが、軒並み赤字計上となって6月〜7月に株主総会を迎える各企業。すでにここ数年、デフレ基調の中、大幅な経営改革の中で、経費削減を図ってきた各企業が、これから先はさらに、「乾いた雑巾をさらに搾る」ことを求められることになっていくことでしょう。
・・・ということで、
2009年のLinux投資、前年比21%増の予測–IDC調べ
・・・という記事がありますが、来年は、さらにLinuxへの投資が拡がることになるのかもしれません。
一方で、数年後には全世界で50億台を突破する勢いの移動体通信分野。その世界でのイニシアチブを握ることを目指して登場したAndroid。これによりオープンソースの世界が一気に拡がることが期待されます。
今年から来年はUbuntuが世の中に大きく受け入れられるチャンス。特に来年はUbuntuが生まれた南アフリカでワールドカップが開催されることで、少なからずメディアでも採り上げられることになるでしょう。
この冬の間に大量のエンジニアを採用し始め、Amazon EC2にも対応するようになった「Landscape」などの、具体的な企業向けソリューションをリリースしはじめたCanonical社。当然、今こそがチャンスと狙っているのではないでしょうか。
そういえば、2007年の10月に、Ubuntuはキャズムを越えられるのか?
・・・というキャズム論で今後のUbuntuの成長を考察する記事をかかれた方がいらっしゃいました。
イノベーターとオピニオンリーダーで構成される初期市場と、アーリー・マジョリティとレイト・マジョリティで構成されるメイン市場の間には容易に越えれな い大きな溝(キャズム)があって、キャズムを超えなければ、商品はメインストリーム市場でブレイクすることなく、規模の小さな初期市場の中でやがては消えていく運命にある
あれから1年半が経過して、ちょうど今は、Ubuntuにとって、この「キャズム」に直面しつつある時期なのかもしれません。
このキャズムを乗り越えるための重要な要素の一つとして、今後のCanonicalの動きに注目したいと思っています。
No related posts.


[...] センターの効率化、サーバの最適化を図ることでTCOの削減を目指すものとなります。 以前にも書きましたが、具体的に動き始めたCanonical社の動向に今後も注目していきたいと思います。 [...]