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Ubuntuの支援企業という位置づけにあるCanonical社。マークシャトルワースさんが南アフリカで興したネットワーク・セキュリティ関連のベンチャーをベリサイン社へ売却し莫大な利益を得た事で宇宙旅行に行き、Ubuntu財団を設立、そしてサポート企業としてCanonicalを創立しているわけですが、この会社運営も、いつまでも個人資産に頼ってばかりもいられない。
企業としての健全な運営のためには当然ビジネスの成功が必要なわけで、今年からどんどん攻めに入っていきそうな勢いです。

先日発表となった「Ubuntu One」は個人向けのサービスとなりますが、一方、企業向けのソリューションとして代表的なものとして「Landscape」があります。
「Landscape」は、UbuntuをインストールしたPCとサーバを管理・モニタリングできるWebベースのシステム管理ツール。特長をまとめると次の通りです。

  • ソフトウェアアップデート、パッケージ管理などを一元的に行える
  • マシンをグループ化して管理可能
  • モニタリングでは、システムリソースの利用状況を把握。ボトルネックを検出し、パフォーマンスのチューニングが可能。
  • ハードウェア情報を格納し、セキュリティ管理も容易に行える。
  • 以上によりTCOを削減し、リソースを効率よく利用できる。

*詳細は下記URL参照
http://www.canonical.com/projects/landscape

この「Landscape」、ベータ版を経て、今年3月に正式版がリリースされたわけですが、この5/14にはAmazon.comが仮想サーバー・ホスティング・サービス「Amazon EC2」で提供するUbuntuも管理対象に加わったバージョン1.3が発表となっています。
Amazon EC2上ではインスタンス(仮想環境)としてUbuntuのイメージが多数利用できるようになっており、数分でUbuntuサーバーを構築できるようになっています。
これらの管理作業が簡素化できるという点ではとても便利です。Amazon EC2上でUbuntuインスタンスの起動,停止,管理,監視ができ,社内サーバーとクラウド・サービスを併用するユーザーでも同じインタフェースで用いることができるようになるからです。

新版は、単体はもちろん、商用サポート・パッケージの一部としても提供。なお、最大5台のマシンを管理可能な60日間の試用版を無償で提供するということで、下記URLで申し込みを受け付けています。LaunchpadのIDを持っていればすぐに申し込み完了です。

http://www.canonical.com/projects/landscape

時間ができたら、改めてレポートしたいと思います。

このような、システム管理ツールの提供、およびサポートの提供により、法人需要の喚起につながるのではないでしょうか?
・・・しかし、日本ではUbuntuサポート/システムソリューションを提供する企業として登録されているのはまだ1社。
http://webapps.ubuntu.com/marketplace/asia/

このようなソリューションをCanonicalが提供しはじめることで、日本におけるサポート企業も、今後ますます充実していくことでしょう。

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