このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - Ubuntu 9.04が抱えるインテル・グラフィックスのトラブルもPPAのドライバで解消? このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious

*当記事はUbuntu 9.04に関するものです。10.04におけるインテルグラフィックスの8xx系グラフィックスのトラブル対応は、下記記事をご参照ください。

[応急処置]Intel 8xx系グラフィックス搭載機種(Thinkpad X40)へUbuntu 10.04をインストール。「xforcevesa」

intelDriverUpdate

去年7月の暑い盛りに購入し、それ以降サーバとして稼働し、一度も電源を切らずに放置状態であったAtom 機。

*このマシンの生い立ちは、「やっぱスゲーわ!Ubuntuは!てかLinuxは!をご覧ください。

格安のマザーボードGA-GC230Dがベースとなるこのサーバ、いままで、まったくトラブル無しで来たために、その存在さえ忘れてしまうほど。
ありとあらゆるファイル、コンテンツを突っ込んでおけるハコとして活用。ビデオ、音楽はストリーミング配信を、外界とはOpenVPNで接続しており、外出先からでもアクセスできるようにもしています。
なお、サーバとは言っても、マルチメディアコンテンツの再生確認なども必要なので、通常のデスクトップ版を使っているのではありますが。。。

実はこのマザーボード、USBメモリからの起動ができないという難点を抱えております。メーカーのギガバイトからは、BIOSのアップデートも全くリリースされていない状況。
・・・ということで、面倒だし、何のトラブルもなかった事もあって、8.10でのアップデートは見送ったままで稼働させ続けてきました。

そろそろ、夏を前に状態のチェックを行わねばと、久しぶりに電源をオフにし、MINI-ITXの筐体を開けてみました。
電源ユニットを搭載しておらずファンレスなので、ホコリもさほど付着しておらず、コンデンサの状況も問題なさそう。
2.5インチ、E-SATA、日立製の160GBのシステムディスクの使用量はたったの3.8GB。データ/コンテンツは外付けのHDケースに入った1TB x 4台に入れておりますので。。。

そのシステム・ディスクを取り外し、デスクトップ機に付け替えて、Ubuntu 9.04のライブUSBメモリから、「F4」キーによるセーフグラフィックス・モードで起動。
理由は、デスクトップ機にはGeForceのグラフィックス・カードが刺さっているので、余分なドライバを読み込ませたくないという配慮から。

アップグレードに対応できるよう、以下の記事の要領でパーティションを切っていますので、アップグレードも簡単です。

パーティションの割り振りは、システム設計の重要なステップ

インストールの「ステップ4/7」でドジを踏まないように注意してインストール先を指定。
パーティションを予め使用方法に合わせて切っておけば、サーバ機としての設定を全て継承して、OSだけ8.04から9.04に入れ替えることが簡単にできて便利ですよね。

しかしまぁ、このサーバ機、生い立ちも乱暴な手順でUbuntuをインストールしたのですが、今回のアップデートも同じ。実は、こんな乱暴なアップデートを行ったのには2つの理由があります。

一つ目は、8.04から9.04へのアップグレードは、いったん8.10にアップグレードしてからでないとできないのが面倒だからです。(ちなみにXubuntuの場合、8.04から直接9.04へアップグレードできるそうです。)

二つ目は、8.10の場合、Intel 945チップセット対応のグラフィックス・ドライバにバグがあり、面倒なことになりそうなので、スキップしたほうがいいかも・・・という判断からでした。

実は、9.04でも相変わらずIntel製の統合チップセットに対応したグラフィックスドライバ「xserver-xorg-video-intel」に不具合を抱えており、充分なグラフィックス性能を発揮できないという問題がLaunchpadのバグ報告として数多く寄せられています。しかしUbuntu-Xチームが非公式ながら修正版のグラフィックス・ドライバを公開してくれたおかげで、Inspiron 12の場合と同じようにうまくいくのでは?という期待もあり、アップグレードを試みてみることにしました。

SATAのドライブの場合、SSDのように5分ほどでインストール終了とはいきませんが、20分ほどで終了。
ディスクをはずして、Atom機に換装。

他のマシンでUbuntuをインストールしたのに、何の問題もなく起動できてしまいます。
これは、いつもながらLinuxカーネルってすごいなぁと思ってしまう次第。

しかし、ドライバの状況確認として、ビデオコンテンツの再生テストをしてみると、確かに、divx、MP4形式の動画をVLCで再生してみると、コマ落ちしてしまいます。
ちょっといくら何でも我慢できる範囲を超えていますね。

Ubuntu-XチームのPPAリポジトリをソースリストに追加し、公開鍵を取り込んで、グラフィックス・ドライバをアップデート。

■Ubuntu 9.04用 Ubuntu-XチームPPA

deb http://ppa.launchpad.net/ubuntu-x-swat/x-updates/ubuntu jaunty main
deb-src http://ppa.launchpad.net/ubuntu-x-swat/x-updates/ubuntu jaunty main

■公開鍵
pub  1024R/AF1CDFA9 2009-01-20 Launchpad PPA for Ubuntu-X

PPAのドライブにアップグレードしてみると、おお!大丈夫!問題なく再生できてます。
今日、一日、いろいろと負荷のかかる作業をやってみましたが、まったく問題なく使えています。
bootchartによる起動時間の計測では、SSDでもないのに18秒。いい感じです。
メイン機、サブ機のAMD Athron X2機の起動時間が26秒、28秒というのがとても口惜しく思えるほどです。

今年も暑い夏になりそうですが、何とか無事に乗り切ってもらいたいものです。

■マシンスペック
マザーボード:GA-GC230D
CPU: Intel Atom 230(1.6GHz)
Graphicsはオンボードの945GC Express統合チップセット
RAM: 1GB
HD: 内蔵 160GB + 外付け4TB。

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