iPhoneとUbuntuの連携:(1)無線LAN経由〜sshでデータの受け渡しを

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近所のSoftBankショップにふらりと立ち寄ってしまったのが運のツキ(?)
「iPhone for everybody.」キャンペーンに乗っかってしまい、いきなりiPhone3Gとの2年間の契約を結んでしまいました。

iPhoneを手にして改めて思うのは、携帯電話といいながら、電話機能は”付けたし”のようなもの。
今まで使っていたケータイも、メール&サイトブラウジングがメインだったのですが、iPhoneになったら、その傾向は一段と強まるばかりです。
今更なのではありますが、iPhoneを使い始めた時の感動は、2年前にUbuntuと出会った時に匹敵するほどのものでした。
手にしてから一週間あまりのことではありますが、もはや無くてはならないデバイスとなった今、UbuntuとiPhoneとの連携について、特集していこうと思います。

■最初だけはMacかWindowsで接続が必要

アプリケーションのダウンロードは、iPhone単独で行えるのですが、最初に一度だけ、MacかWindowsにUSBで接続し、iTuneを起動〜「iTune Store」でのユーザ登録が必要になります。
私の場合は、VMware Server 2.0で常時起動している仮想のWindows XPとUSBで接続して登録を行いました。

■UbuntuとiPhoneをUSBで直接つなぐと?

さて、iPhoneをUSBケーブルでUbuntu機と接続すると、デジタルカメラ同様に、撮影済みの写真を見ることができ、ファイルのコピー/削除などが行えます。

残念ながら音楽データなどは、直接参照したり編集したりはできません。また、Ubuntuに標準搭載のRythmboxや、iPodとのシンクロソフトであるgtkpodを始めとする音楽ソフトはどれもまだiPhoneには対応していません。
いわゆる「JailBreak=脱獄」という操作を行う事で、シンクロさせる方法はこちらのページに掲載されておりますが、その過程で、既存の音楽データ、App Storeで購入/ダウンロードしたアプリケーションがすべて消えてしまい、後でバックアップ/リストア作業が必要となります。
そして何よりもアップルのサポート対象外となり、故障の際に修理が受けられなくなってしまうので注意が必要です。
きっと近いうちにUbuntu対応のアプリもリリースされることでしょう。

■まずは、単純なデータの受け渡しから

無線LANにiPhoneを接続し、自宅の同一のLAN上にあるUbuntuとデータの受け渡しを行ってみます。
以下の記事を参考にさせていただきました。

Solaris マシンを Briefcase にする iPhone アプリ Briefcase Lite」

iPhoneに「Briefcase Lite」(無料)をあらかじめダウンロード&インストールしておきます。
Ubuntuの文字コードはUTF-8ですので、日本語の表示も大丈夫です。
音楽、動画の再生、PDFや.doc, .exl形式のオフィスファイルなどを直接閲覧できます。

■Ubuntu側の準備

1、Synapticパッケージマネージャから、「openssh-server」をダウンロード&インストールしておきます。

2、端末を開き、下記のコマンドでsshサービスを開始させます。

sudo /etc/init.d/ssh start

3、端末を開き、下記のコマンドをコピペしてEnter。

sudo cp /usr/share/doc/avahi-daemon/examples/ssh.service /etc/avahi/services/

ここでは、appleによるプロトコル「Bonjour」を用いてsshにより暗号化された通信を行うのですが、Ubuntuでは標準で搭載されている「Avahi」が互換性があり、このavahiを有効にします。上記コマンドではこの設定ファイルを管理者権限でコピーします。

4、avahi-daemonサービスを開始させます。

sudo /etc/init.d/avahi-daemon start

以上で準備完了です。

■iPhoneからUbuntuにアクセス

iPhoneが無線LANに接続されていることを確認して、「Breafcase Lite」を起動させます。

sshサービス、avahi-daemonが起動しており、iPhoneから接続可能な状態にあるUbuntu機の名称が、リストで現れます。
接続したいホスト名をタップします。


Ubuntu機のログイン名、パスワードを入力します。


接続された状態です。
ここで、「ファイルを取得」をタップ。

Ubuntuの中身を階層をたどって表示することができます。
フォルダを開いてファイルを選択すると、ダウンロードが開始されます。

「ファイル」アイコンをタップすると・・・

iPhoneの中にダウンロード済みのファイルが一覧で表示されます。
音楽ファイルや動画ファイルをタップするとプレイヤーが起動します。


iPodプレイヤーではないので、連続再生はできませんが。。。


pdfファイルもこのように表示されます。

日本の指で画面上で開いたり閉じたりする動きで画面の拡大/縮小ができます。

Ubuntu機にファイルをアップロードしたい場合、「ファイル」の一覧で対象ファイルをタップすればOK!

以上、とても簡単に、ケーブルを用いることなくファイルのやりとりができて便利です。

次回以降は、iPhoneをサーバにしてデータのやりとりを行う方法、VPNを用いて出先から自宅のネットワークにアクセスする方法、Ubuntuの中に置いてある音楽/動画データを直接iPhoneで再生する方法、その他便利なアプリケーションなどをご紹介していきたいと思います。


カフェでも!駅でも!海外でも!
外出先で快適インターネット!!
無線LANサービス「ホットスポット」

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