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いったん停止させてしまうと”泡のように”消えてなくなってしまうAmazon EC2のインスタンス(仮想マシン)。

今回は、この仮想マシンのバックアップをイメージとして保存することで、停止後も継続して使用できるようにする方法、さらには”テンプレート”として作成しておくことで、新たな仮想サーバを素早く立ち上げることができるようにする方法を見ていきたいと思います。
ネットで紹介されているものの多くがコマンドによる方法であり、敷居の高い方法となりますが、すでに詳細かつ有益な情報が公開されていますので、ここでは、当ブログのポリシーに従ってGUIを中心とした方法をご紹介します。
・・・という事で、前回に続いて、Windows Serverでの方法となります。

(1)仮想マシンイメージの保管先にS3の仮想ストレージを準備

Windows Serverのインスタンスの場合には、「Bundle」という機能があり、バックアップ作業を「AWS Management Console」によりGUIで行うことができます。
なお、バックアップは、格安の仮想ストレージ、Amazon S3に保存することになります。
かかる費用は保管料のみで、Amason EC2 ←→Amason S3の転送料金は課金されません。

まずはAmazon S3側で、仮想ストレージ=”バケット”を作成してサービスを有効にしておく必要があります。
手順は「Ubuntuでクラウド:格安オンライン・ストレージ「Amazon S3」を活用する 」をごらんください。l

(2)オリジナルAMIイメージの作成

「AWS Management Console」の「Instances」ページの上部メニューの「More Actions」から「Bundle Windows AMI」を選びます。


S3のバケット名、S3のキーの名称を入力します。


仮想マシンのバックアップのリクエストを受け付けた旨の表示がでます。


バックアップのイメージを作成し、S3の仮想ストレージに移動〜保管しますので、時間がかかります。
作業の進捗はグラフで表示されますので、気長に待ちます。


保管作業が終了し、「complete=完了」サインが表示されたら、バックアップイメージの行を右クリックし、「Resister as an AMI」(=Amazon Machine Imageとして保存する)を選びます。


仮想マシンイメージ(=AMI)の概要を記述したマニフェストファイルの保存先(S3内)のアドレスが表示されるので、コピーしておきます。
「Resister」ボタンをクリックします。


新たに仮想マシンイメージとして保管されました。これで完了です。「Close」で窓を閉じます。

(3)MY AMIsを”テンプレート”として活用


次回から、仮想マシンを停止させ、再度起動したい場合には、「Launch Instances」で「My AMIs」を選んで起動すればいいわけです。
また、このように「My AMIs」に保管された仮想マシンイメージをひな形として用いることができます。
すでにこの仮想マシンが稼働中の場合でも、このMy AMIsから新たにクローンの仮想マシンをいくつでも起動させることができるのです。
これこそが、仮想化の便利な機能であり、醍醐味の一つと言えるでしょう。

ベンチャー企業が「スタートアップ」と称して実験的にサービスを開始してみて、一気に人気となりブレイクしたとしても、自前であれホスティングであれ、ストレージの増強やサーバ機の増強の為に数日〜数週間の時間が必要だったわけです。ヘタをすれば、サーバの負荷が急激に増え、パフォーマンスが低下してしまったり、回線がパンクしてしまったり。。。
みすみすチャンスを取り逃がしてしまっていたワケです。

しかしAmazon EC2/S3のようなクラウド基盤であれば、数分で新たなサーバを増強し、ストレージ領域を確保できるわけです。電気代やスペース代も節約できます。

・・・ということで、Amazon EC2/S3の規模になると個人ユースというよりも企業ユースが中心となりますが、このEC2/S3を土台としたサービスとしてすでにご紹介したDropboxやJungleDiskなど、数多くの便利なサービスによって多くの恩恵を受けることができます。今後はUbuntuでも活用できる、”クラウド型サービス”の動向なども取り上げていければと思っています。

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