このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - Ubuntuでクラウド:Windows Serverを10分で構築〜起動。一日使って100円。 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious

Amazon EC2で立ち上げた仮想サーバ(=インスタンス)は、再起動ならば問題ないのですが、停止させてしまうと、消え去ってしまいます
そこで、仮想サーバを停止させる前に、バックアップを取っておく事で、再利用ができるようになります。
また、バックアップを仮想サーバのひな形として作成して保存しておく事で、いくつもの仮想マシンを複製していく事ができ、とても便利なものとなります。

Linuxのインスタンスの場合、まだ複雑なコマンド操作による作業が必要という状況にありますが、昨年秋からサービスインとなったWindows Serverであれば、Ubuntuからリモートデスクトップを使ってGUIで操作を行い、バックアップの作成に至るまで、すべての作業をGUIで行うことができます。この一連の流れを、2回に分けてお届けしてまいります。

Windows Serverの利用料金は、25%アップとなる1時間当たり0.125ドル
大規模のシステムであれば大きな差となりますが、小規模かつ短時間での利用であれば、OS込みの料金としては安いものかも知れません。

実際、1台のインスタンス(=仮想マシン)であれば、一日の作業時間を8時間として1ドル。100円程度の金額で済んでしまいます。

まずは、Windows Server 2003をGUIで起動させる手順から見ていきましょう。

(1)仮想のWindows 2003を組んで起動させる

「AWS Management Console」を開いて、「Instances」を選択し、画面左上の「Launch Instance」をクリックすると、インスタンスの選択画面がでます。

「Quick Start」タブにはWindows Serverに関しては、6種類のAMIが用意されており、「Community AMIs」にも多数のイメージが用意されています。

SQLサーバやWebサーバを構築するならば、「Getting Started on Microsoft Windows Server 2003 」が手軽かと。
Select」ボタンをクリックして仮想マシンの組み上げのスタートです。

「Number of Instaces」には、作成する仮想サーバの数を。
Instance Typeは、小規模か大規模かを選択。
「Key Pair Name」で、まずは専用の鍵を作成します。「Create」をクリック。


鍵の名前を入力します。好きな名称で構いません。


自動的に生成された鍵を、ダウンロードして保存しておきます。
xxxxxxxxxxx.pemというファイル名になります。

続いて、「Security Groups:」の設定です。

1,「security gruop」の名称を好きなものを。
2,説明を適当に記入します。*日本語は使えません。
3,サービスに対応してどのポートを開けるかという、ファイヤウォールの設定です。

「Continue」をクリック。


以上で仮想マシンの設定は終わりです。
Launch」をクリックして、マシンを起動させます。


起動中であることを示しています。
「View your instances on the Instances page」をクリックします。


Windowsサーバの場合には、起動まで数分かかりますので気長に待ちましょう。
「Status」の欄が黄色から緑の丸になったら起動成功のサインです。

(2)ログオンのパスワードの取得

Windows Serverのログオン時のパスワードを得るために、「More Actions」を右クリックし、「Get Windows Password」を選びます。


この「Private Key」の所に、先ほど取得しておいた「鍵」の文字列をペーストします。


「xxxxxxxxxxx.pem」を開き、
—–BEGIN RSA PRIVATE KEY—–から—–END RSA PRIVATE KEY—–までの、すべての文字を選択し、コピーしたものを貼り付けます。

Decrypt Password」をクリックすると、暗号化されたパスワードが生成されます。

表示されたパスワードをメモしておきます。


Connect」ボタンをクリックすると、接続方法の案内が出ます。

以下のステップで、いよいよWindows ServerのGUI画面へログオンします。

  1. ここに記載されている「xxxxxxxxxx.xxxxxxxx.amazonaws.com」というPublic DNSアドレスをコピーします
  2. Ubuntuの「アプリケーション」>「インターネット」>「ターミナルサーバクライアント」を起動します。
  3. 「コンピュータ(T):」の欄に、先ほどコピーしたPublic DNSアドレスをペーストします。
  4. プロトコルは、「RDP」を。その他は入力しません。
  5. 「接続」をクリック。

(3)いよいよログオン


User name:は「administrator」、Password:に、先ほど自動生成されてメモしておいたパスワードを入力してログオンします。


ふぅ、、、、、、ガチガチのセキュリティです。(^_^;;;


システムのプロパティを見てみると、2.60GHzのDual-Core AMD Opteronに1.66GBのRAMとなっています。


リモートデスクトップの設定が有効になっているので、こうやってGUIで操作ができるワケですね。
*オリジナルでAMIを作成する場合、要チェックのポイントです。

あとは、このバージョンの場合、「Internet Information Services 6」が予め入っていますので、すぐにWebサーバとして稼働開始することができます。
私の場合、これをベースにLAMPを入れたものをひな形として用意しておき、WordPressやXoops、Media Wikiなどをすぐに動かせる環境を準備しています。

・・・ということで、以上、ほんの10分ほどでWindows Serverを構築し起動させる所までをご紹介しました。

次回は仮想マシンのバックアップ〜再利用、そして”ひな形=テンプレート”の活用について見ていきたいと思います。

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