■あれ? テーマに「?」マークが…
デスクトップテーマの組み合わせを保存しておいたにもかかわらず、テーマの一覧で、サムネイルに「?」がついてしまうことがあります。

これは、パーツの一部または全体を削除、あるいは置き場所を移動してしまった時に起こります。
行方不明のパーツ以外は、反映されますが、気になるようでしたら再設定しましょう。
■削除できないテーマは?
さて、保存済みのテーマで不要なものは、左下にある「削除(D)」で削除ができます。

しかし、「Human」、「Human-Clearlooks」などテーマによっては削除できないものがあります。
これは以下のような違いによるものです。
ユーザ権限で追加/変更したテーマは、前エントリに書いた通り、「/home/ログインアカウント名/.themes」に格納されます。
同じくアイコンは、「/home/ログインアカウント名/.icons」に格納されます。
一方、全ユーザが共通して利用できるテーマは、「/usr/share/themes」に置かれます。
アイコンの場合には、「/usr/share/icons」となります。

逆に言えば、これらのディレクトリにテーマ/アイコンを格納しておけば、全アカウントが共通して使用することができます。
また、うっかり削除してしまうこともありません。
もちろんこれらのディレクトリにテーマやアイコンを納めるには、管理者(root)権限が必要です。
■root権限で作業を行えるようにする
会社/組織内のネットワークにつながれたマシンには勧められませんが、家庭でファイヤーウォール内にある単独使用のパソコンの場合、「root」アカウントを作成すれば作業がラクになります。
「システム」>「システム管理」>「ログイン画面」を開きます。
「セキュリティ」タブを開いて、「システム管理者(ローカル)のログインを許可する(A)」にチェックを入れて閉じます。

「システム」>「システム管理」>「ユーザとグループ」を開きます。
「ロックの解除(U)」をクリック、パスワードを入力し、一覧から「root」を選んで「プロパティ(P)」をクリック。
「パスワードを手動で設定する(Y)」という欄でパスワードを設定しておきます。

設定は以上です。
あとは、いったんログアウトして、アカウント名に「root」と入力し、先ほど設定したパスワードを入力してログインすれば、管理者権限を持つrootとして作業を行えるようになります。
- rootは、何でもできてしまいます。従ってうっかり大切なファイル、システムファイルなどを削除したり、無闇に設定ファイルをいじってしまった場合、起動不能に陥ってしまう場合もあります。
- もう一点、留意すべきは、ファイル/フォルダのパーミッションについてです。
- ユーザアカウントの領域に踏み込んで作業を行うことで、ファイル/フォルダの所有権、アクセス権を変更してしまい、ユーザがファイルを開けなくなってしまうことがあります。
作業は慎重に行い、目的の作業が終わったら、一般ユーザアカウントに戻ることをおすすめします。
■rootアカウントでの作業例
たとえば、ユーザがカスタマイズしたテーマ、アイコンを全ユーザで使えるようにするには、
- 「/home/ログインアカウント名/.themes」を開く
- この中にあるフォルダをコピーし、「/usr/share/themes」にペーストすればOK!
アイコンもこれに準じて作業します。
これにより、どのアカウントからも共通のテーマを使うことができるようになります。
はい、くれぐれも、作業を終えたら、ログアウトして一般ユーザに戻りましょう。
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