「伽藍とバザール」(=The Cathedral and the Bazaar)、それはエリック・レイモンド氏によってかかれた、オープンソースに関する論文。2001年に書籍化されています。
この中で、ソフトウェアの開発を、設計者がすべてのプランを立てコントロールする、「大聖堂=伽藍、カテドラル」を建てるときのような旧来の方式と対比して、Linuxを始めとするオープンソースの開発は、「市場」のように、訪れた人々がお互いに必要なものをやり取りする「バザール方式」であると表現しています。
この書籍、すでに、日本語版は廃版となっているようですが、ウチの近所の図書館には、置かれています。
また、ありがたい事に、青空文庫において日本語訳されたものが下記URLで公開されています。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000029/card227.html
さて、オープンソース・ソフトウェアの開発の場、すなわち「バザール」は、どこにあるかといえば、ネット上に存在する「OSSホスティングサービス」。
デスクトップLinuxユーザにとっては、SourceForgeや、BerliOSあたりがお馴染みとなっていることでしょう。
Ubuntuの開発基盤となっているLaunchpadも同様のホスティングサービスを提供しており、先日「英Canonical、7月21日に「Launchpad」をオープンソースに」というニュースが流れておりました。
昨年7月にバージョン2.0をリリース。急速にプロジェクトが増えているLaunchpadは、今では、 Ubuntuだけではなく、Inkscape、GNOME Do、Awn、MySQLなどの著名なプロジェクトを始め、すでに1万近いプロジェクトが開発基盤として活用を始めています。
以前から多くの開発者からオープンソース化を求められていたようですが、ようやく目処がついたのですね。
まさにバザール形式によるソフトウェアの開発を実現するこの環境は、ズバリ「Bazaar」という名称のソースのバージョン管理システムを中核に、バグの追跡、ソフトウェアの”青写真”を提示する「Blueprints」、そして各国語への翻訳の機能を有し、それらの活動がサーバ上で行われることで世界中の開発者、ボランティアたちがネットワークを通じて、スピーディかつ着実に、プロジェクトを進行していけるようになっているわけです。
この夏にオープン化ということになれば、いよいよ「大きな変革」に向けた動きが活発化していくことでしょう。
7月といえば、米国ではオライリー社のイベントがあり、この発表直後の8/1にはサンフランシスコでLinuxWorldが開催され、ここに合わせてマスコミ受けするような大きなネタをぶつけてくることでしょう。
ちなみに今年のCompitex in TAIPEI 2009は、6/2〜6の日程。例の「FreescaleがUbuntuを搭載した200ドル前後のミニノートPC」の現物を見れるのでしょうか?
4月23日の9.04リリースに続いて、夏枯れの時期でさえも、今年もUbuntuにとっては話題にこと欠かない年になりそうです。
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ソース公開に併せ LaunchPad の UI やドキュメントの国際化も計画されているそうです。
https://blueprints.launchpad.net/launchpad-foundations/+spec/launchpad-i18n
https://blueprints.launchpad.net/launchpad-documentation/+spec/launchpad-2008-user-guide-translations
日本語で利用出来るようになれば翻訳や KaizenProject への参加の敷居も低くなりますね。
わくわくしてます (^_^)/
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https://blueprints.launchpad.net/launchpad-foundations/+spec/launchpad-i18n
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日本語で利用出来るようになれば翻訳や KaizenProject への参加の敷居も低くなりますね。
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あら、それはgoodでfantasticでwonderfullなnewsですね!
情報、ありがとうございます。
ほんとほんと日本語で利用できればもっと使いやすくなりますし、さらに積極的に参加できそうです。(^_^)V
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