このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - deb形式のパッケージ管理システム: これのおかげで安定してルンだなぁ! このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious

さて、今回はLPICレベル1の「102.4 Debianパッケージ管理を使用する」に相当する内容でお届けします。


お馴染みのSynapticパッケージマネージャ。
ご存知の通り、アプリケーション・ソフトウェアを中心に、ドキュメント、開発用のライブラリーなど、あらゆるものがデータベース化され、サーバに分類/保存されているものを、一覧し、検索し、ネットワークを通じて入手〜インストールできるようになっています。この仕組みのおかげで、Ubuntuではほとんどのソフトウェアを、インターネット空間をあちこち探し回ることなく、まるで”ワンストップ・ショッピング”のように一元管理できてしまうんですね。

データベースに登録されているパッケージ数は、Synapticの画面左下に表示されています。

さて、「パッケージ」とは、アプリケーション・プログラム、設定ファイル、説明書類などが、ひとかたまりになったものです。

Ubuntuが属するDebian系Linuxでは、「パッケージ」には、「.deb」という拡張子がついています。
ダンボールのアイコンが示す通り、複数のファイルが”梱包”された形になっています。この.debファイル上で右クリックをして、「書庫マネージャで開く」で中味を覗いてみることができます。

画面にある通り、システムにインストールしたdebパッケージは「/var/cache/apt/archives」に保管されています。

さて、Aというパッケージを導入しようとすると、B,G,Lも一緒に導入するということが画面に現れることがよくあります。
Aというパッケージは、BやGやLというパッケージに”依存している”といい、このような状態を「パッケージの依存関係」と呼んでいます。
まさに「君がいるから僕がいる」・・・みたいな関係と言えます。

Synapticでパッケージ名を右クリックして「依存情報」タブを見てみると、
そのパッケージに対して依存関係にあるものがリスト表示されます。

パッケージの導入、削除、アップデートという作業において、パッケージ同士による競合を防ぐ仕組みはとても重要です。
これがしっかりしていないと、システムは不安定になり、最悪では起動すらできなくなってしまいます。
この交通整理を行うのが「パッケージ管理システム」です。

Debian系のパッケージ管理はdeb形式であり、Redhat系は「rpm形式」が採用されています。
両者には互換性はありませんが、「alien」というコマンドを用いて相互に形式を変換して利用することができます。
(詳しくは次回以降に解説します。)


パッケージのファイル名には規則があり、
パッケージ名称_バージョン番号-リリース番号_対象アーキテクチャ.deb」という書式で統一されています。

次回は、パッケージの導入〜アップデート〜削除する一連のパッケージ管理をコマンドでサクサクっと行う方法を具体的に見ていきましょう!

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