このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - ブートローダー「GRUB」の役割と設定の変更 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Googleブックマークに追加 Bookmark this on Delicious

*Ubuntu9.10以降には新しい「GRUB2」が搭載されています。「ブートローダー「GRUB2」とは?どんな設定変更が、どのように可能か?」も併せてご覧ください。

システムを起動すると、BIOSが起動ドライブの最初のセクターにあるマスターブート・レコード=MBRから起動プログラムを読み込みます。この起動プログラムこそが「ブートローダー」と呼ばれるものです。

従来Linuxの標準的なブートローダーはLILO(=Linux Loader)が搭載されていましたが、現在では多くのディストリビューションが「GRUB」(=Grand Unified Bootloader)を採用しています。
その特徴は次の通りです。

  • LILOではディスクの1,024シリンダ以内のパーティションに置かれていなければ起動できなかったのですが、GRUBでは1,024シリンダ以降のパーティションでもブート可能に
  • シェル機能により、コマンドによる高度な管理が可能に
  • 豊富なファイルシステムを認識可能に

GRUBの設定ファイルは「/boot/grub/menu.lst」です。
(多くのディストリビューションは、「/boot/grub/grub.conf」が標準)

設定変更を行う場合には、管理者権限でこの設定ファイルを開きます。

sudo gedit /boot/grub/menu.lst

■「/boot/grub/menu.lst」の設定項目

timeout        3

これは、GRUBメニューを表示させる秒数です。数値を変えて表示時間を変更できます。
標準では3秒となっています。
さて、GRUBによるメニュー画面は、Ubuntuの場合には標準では表示されません。
起動時に画面下に小さく表示が出た時に「Esc」キーを押す事で表示できます。これが標準の3秒では短い!という場合にはこの数値を大きくするといいでしょう。

hiddenmenu

GRUBメニュー画面を表示させたくない場合に記載します。Ubuntuでは標準ではこの設定になっています。

逆にこれを表示させたい場合には、頭に「#」を付けてコメントアウト(無効に)します。

#hiddenmenu

GRUBメニューのリストに表示させるカーネルの指定

この設定ファイルの下方にある「title  Ubuntu 8.10, kernel 2.x.x-x-generic」以降に表記されているものが、GRUBメニュー画面に表示されます。

逆に表示させたくない場合には、画像のように、対象となるひとかたまりのリストの各行頭に「#」を付けて、コメントアウト(無効に)します。

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